声:草尾毅
概要
ドラゴンボールGTのレギュラーキャラクター。メカがいじれて悟空やパンと役割が被らない、という理由で選出された。
カプセルコーポレーションの若き社長として普段は過ごしているが、しばしばサボって舞空術でフラフラと遊びに出かけている。さらに仕事などを言い訳にして鍛錬はあまりしていない。
これを快く思わないベジータからの提案で(悟天ともども)「修行になる」と、悟空をもとに戻すための宇宙旅行へと向かうことになった。
ところがパンが勝手に宇宙船を飛ばしたために悟天が同乗できず、結果として子供化した悟空や本当の子供であるパンの保護者役を一手に担うことになる。
劇中では苦労人の役割が板についている反面、修行不足のせいかあまり戦闘で活躍できている場面はなかった。とはいえ一行では唯一の頭脳派かつメカニックという役目で、裏方的な活躍で輝いている。
また、レギュラーキャラの中では唯一ベビーに洗脳されるなど、戦闘力で悟空と大きく水をあけられているせいか、やや不憫な扱いも目立つ。
やんちゃ坊主だった過去と違い、性格は未来トランクスに似て真面目になった。しかしその未来トランクスと比べるとやたら腰の低い部分があったり、サボり癖があるなど現代っ子らしさは残っている。
大人に対しては敬語で接する一方で、悟天に対してはフランクに接するなど、先のサボり癖を含めて本質的には陽気な部分も垣間見える。
総じて「年相応にやんちゃだった少年が成長して年相応に落ち着いた」と言った所だろう。
戦闘面ではあまり役に立てなくなり、悟空と並び立つ存在が再度父親のベジータへと移り変わったこともあり、話数が進むに連れて活躍の場を失っていった感は否めない。しかし最終回では本作の一つのテーマをまとめる発言をしているなど、美味しいところは持っていっている。
二次作品での扱い
基本的に悪い。パンは比較的実装される一方、ゲームでは一時期渋られがちだったGT版の悟空すら実装される中、GTのトランクスだけハブられるパターンは多い。あげく、掛け合いでは未来トランクスで代用されてしまうなど、ゲームでも不憫な扱いが目立つ。
しかし仮にもGTのレギュラーキャラということもあって、時を経るにつれてゲーム上の扱いも徐々に良好となっていき、データカードダス版ではナビゲーターを務めることに。