概要
最高会議で科学者チームに5日以内に放射能濾過装置が完成しない場合は他の移住可能な星に軍事侵攻することを決定した(なお、劇場版ではここまで急がせてはいない)。その後、軍部トップのゼオ・ガットラーの腹心ローザ・アフロディアに寝ているところを闇討ちされ殺されてしまうという何とも不憫なジジイ……もとい皇帝である。
皇帝殺しの罪については、レイガン博士の息子のマリン・レイガンのIDカードを現場に落とすことによって彼に擦り付けられている。
放射能濾過装置について
レイガン博士がリーダーとなって研究を進め、試験機の完成および実験が成功する(つまり、仮に侵略行為を優先するとしてもこの装置があれば最悪時間をかけてS-1星から放射能を除去する選択肢も取れた)が、そのレイガン博士は親衛隊に殺されてしまい試験機は破壊されたため、その実験データも消失させられてしまった。
余談
上記の動画のガットラーの声をよく聞いてみてほしい。
声を聞いて判った方もいることと思うが、ガットラーの中の人と宇宙戦艦ヤマトの真田さんこと真田志郎の中の人は同じ青野武氏である。
ただし、劇場版「宇宙戦士バルディオス」のガットラーは柴田秀勝氏。
ふたば☆ちゃんねるの二次元裏板ではたびたび貼られる。
12時を回ってもくだらない討論を繰り返していると、掲示板にいる誰かが、このキャラのセリフを「お前達、もう寝なさい」と書き換えた画像を投稿するのがお約束となった。
その返答として、「誰このジジイ」と返すこともお約束となっている。
決して有名なキャラではないのだが、このお約束のせいで二次裏では圧倒的な知名度を誇る。
なお、スーパーロボット大戦Zにバルディオス参戦が決まった際、本編では限りなく出番が少なく、重要性の薄いキャラなのにプロデューサーの寺田氏が
「トリノミアス3世の出番はあります」
と明言し、ネットを沸かせるという謎の事態が発生した。