「全ての魂に救済を…」
概要
「宇宙戦艦ヤマトNEXT スターブレイザーズΛ」に登場する組織。
セス・カーディナスを議長としている。
組織名の「ニルヴァーナ」は日本語に訳すと『涅槃』という意味になる。
「涅槃」は、仏教やヒンドゥー教などのインド発祥の宗教の言葉であり、『永遠の平和、最高の喜び、安楽の世界』を指す。また、『輪廻から解放され、終了した状態』を意味する言葉でもある。
これを組織名に持ってきている時点で怪しさしか感じないが、忘れてはならないのが、「涅槃」に到達するためには『死』が必要不可欠だということである。
国連宇宙軍を裏で操っている。
その規模は不明だが、国連内部にも相当数の構成員が紛れ込んでいるのを見る限り、国際的に活動していることは確か。
作中では、国連でニルヴァーナの中心人物の解任案が出ても、いつの間にか立ち消えになっていることから、国連宇宙軍どころか国連そのものを牛耳っている可能性すらある。
上層部のメンバーは全員輪袈裟を身につけている。
シンボルマークは、柄が∞の形に曲がった三叉槍とその下部に「NIRVANA」が書かれたものを掲げている。本作がインド神話から強い影響を受けていることから、この三叉槍は、インド神話の三大神の一人であるシヴァの武器であるトリシューラであると思われる。トリシューラの3つの先端はそれぞれ「iccha(欲望、愛、意志)」「kriya(行動)」「jnana(知恵)」を表しているとされる。
何のために活動しているのかも不明だが、組織のメンバーの発言から推測するに、「全ての魂を救済すること」が目的の模様。