ミルキーカートゥーンとスタジオ雲雀が共同で制作したアニメ作品。
概要
ハイテク都市に引っ越してきた少年・秋川勇太とネット世界の住人であるネットゴースト・ピット、ポット、パット略してピポパ組を中心に展開される物語。
デジタルマーケティングビジネス事業を行うトランスコスモスが初めて手掛けたアニメーションで、テレビ東京系列で2008年4月6日より2009年3月29日まで日曜朝8:30に放送されていた。
ストーリー
ハイテク都市上舞市に両親と共に引っ越してきたコンピュータが苦手な小学5年生の秋川勇太は、ある日携帯電話に奇妙なメールを受信する。そのメールを開くと携帯電話の画面が光りだし、画面に吸い込まれてネットの世界に入り込んでしまった。
そこで出会ったネットゴーストと呼ばれるネット世界の住人ピット、ポット、パット3人組略してピポパと、元の世界に帰る方法を探してもらう代わりにすっげーネットゴーストになる方法を探すことを条件に交友関係を築く。
クラスメイトの祖父江ひかるをはじめ、徐々に友達を巻き込みながらネット世界と交流を深め、ひょんなことからネット世界と現実世界を巻き込んだ大きな野望に立ち向かっていく。
アドリブ多めの笑いあり涙ありハートフルSFアニメーションである。
登場人物
年齢 | 11歳(小学5年生) |
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趣味 | 天体観測 |
好きなもの | スポーツ番組 |
誕生日 | 6月8日(ふたご座) |
主人公。上舞第三小学校に転校してきた少年。
自分に自信の持てない臆病な性格で、自分から話すことは少なくいつもピポパに振り回されている。
幼少期のトラウマでコンピュータと接するのが苦手(携帯電話でメールのやり取りをすることくらいしかできない)。以前住んでいた場所とは違い、パソコンを使う授業や自動化された学校の設備には驚きを隠せなかった。「自分がこの先まともに学校生活を送っていけるのか」と不安を感じているが、エリ子やひかるからパソコンの基本操作を教わりながら授業に付いていこうとしている。
ピポパと出会ってネット世界を行き来できるようになり、ネット世界探検を通じて勇気や信頼の強さを学んで少しずつ成長していく。
画面でピットと指を合わせることでネットダイブすることができる。
名前の由来は製作者の伝えたかったメッセージの「勇気」から。
年齢 | 10歳 |
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趣味 | 植物を育てる、自然環境など |
好きなもの | オツカレのサイトを見る |
勇太のクラスメイト。活発&好奇心旺盛で、何事にも積極的に取り組む。
学業の成績は高く、運動神経も良い。コンピュータ全般に詳しく、勇太に自ら進んで教えてあげている。ゲームなども得意である。
美青年や好青年に興味を持っており相沢に一目惚れしている。その他恋占いなどにも興味を持っており、彼女曰く運命の人は相沢か勇太と予想している。カズシゲに好意を寄せられているが、彼女は気付いていない。
家に両親がいないため、自分で家事全般をこなしている(実はさみしがり屋な面もある)。
ピポパの存在に気付いて興味を持ち、勇太と共にネット世界で探検することとなる。彼女もまた勇太と同じく、勇気や信頼の強さを学んでいく。ネット世界に行く時はエコロンと共に行動している。
キャラクターの名前の由来は、製作者の伝えたかったメッセージの「光」から。
年齢 | 11歳(小学5年生) |
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誕生日 | 6月9日(ふたご座) |
勇太が転校する前に通っていた日鷹小学校で親友だった少年。
小学校に入学してしばらくして勇太と出会い、最初は彼から「守はどことなく大人だから友達にはなれない」と思われていた(以前勇太と二人でラムネの当たりが出るまで競争していたり、以前運動会の徒競走で転んでしまい勇太と最下位になった過去エピソードがある)。
今でも2人は良き親友で連絡を取り合っているが、一時期勇太からの電話に目を背け居留守を使っていた。勇太が話していたネット世界の話も疑うことなく聞き入れ、ネットに関する深い知識やプログラミングの能力を発揮する(部屋にはプログラミングの書籍が沢山あり、その中にはごく一部のものしか持っていないドクター・フォレストの学生時代の論文も含まれている)。
有名な工学博士だった母方の祖父アレックスを尊敬している。初めてネットダイブをした時、プログラムが不完全であったため、ネット世界の勇太たちには自分の姿が見えていなかった。夏休みにネットダイブの研究の為、勇太に黙ってアレックスに会いに単身ドイツに渡り今は帰国している。
今は守の精神はディバインと同化していて抜け空になった肉体は、守の記憶を元に作られたプログラムで動いている。しかし、以前勇太と駄菓子屋に寄っていたことや、タイムカプセルに埋めた駄菓子屋で二人でお金を出し合って買ったガムの当たりくじのことを憶えていなかった。
祖父のドクター・フォレストの意識と共にディバインを構成していたが、最終回にて分離・同化される前の意識が肉体へと戻った。
キャラクターの名前の由来は、製作者の伝えたかったメッセージの「守る」から。
- ピット(CV:白石涼子)
明るい性格で悪戯をするのが大好きな赤いネットゴースト。
ネット世界一のスピードを誇る。「ジェットピット」や「ピットカー」に変身でき、誰かを乗せて飛行したり道を走ったりできる。
1話では勇太が叫んだことによりジェットピットの能力が上がった。ポット・パットらといつも一緒に行動しており、3匹の中ではリーダー的存在。
行動力はあるが短気な性格で、思い込みが激しい。しかし誰か守ろうとする正義感もある。
また閉所恐怖症でオバケなどが苦手。ポット・パットと3匹まとめて「ピポパ」と呼ばれることを嫌がる。
- ポット(CV:新井里美)
のんびり屋で人懐っこい性格の黄色のネットゴースト。
3匹の中ではムードメーカー的な存在。食いしん坊でネット世界一の力持ち。
異性を見た時声色が変わる。
- パット(CV:矢部雅史)
冷静沈着で頭脳派の青いネットゴースト。
3匹の中ではブレーン的な存在で、データ解析などの能力に長けている。
のんびりと過ごしている時にはピット・ポットらの遊びに付き合ったりもするが、基本的には生真面目な性格で融通が利かないので予想外の事態が起こると冷静さを失うこともある。
- セイレーン(プー)(CV:豊崎愛生)
ドリームフューチャー社から生まれたプログラム。第27話から登場(セイレーンとしては第13話初登場)。
一見ネットゴーストのように見えるが、その正体はかつてネット世界と現実世界の両方を支配しようとした人間により創られたプログラムである。
秘める歌声は周囲のサイトを全て破壊しネットゴーストを停止させてしまうほどの力を持つ。ドリームフューチャー社に軟禁されていたが、風間の企てによりわざと解放され、偶然出会ったピポパたちと共に行動する。
純粋無垢で天真爛漫・好奇心旺盛で何でも知りたがるが勉強は苦手。ピポパや勇太達等親しくなると構いなくキスしたりする。
「プー」が口癖であり、かつ自分の名前を知らなかったため、ピットに「プー」と名付けられる。
ピットとケンカすることが多いが、本当は仲が良くピンチの時に助けてもらっている。
40話にてプーの中に眠っていたセイレーンが目覚め、プーは世界を守ることができたがピポパたちの前で消えてしまう。しかし、最終回にてドクター・フォレストのパソコンからよく似た卵が発見された。
- 江ノ島カズシゲ(CV:三戸崇史)
勇太のクラスメイトのガキ大将。シュウゾウとコースケを子分に従えている。
ひかるに惚れており、ひかるからいつも優しくされている勇太のことをライバル視している。またサヤカが転校してきたことにより、サヤカに一目惚れし、ひかるとサヤカの二人に好意を寄せている。
勇太には3人で嫌味を言ったり一方的に勝負を仕掛けたりしているが、卑怯なことはしない主義。「ダイナゴン」というハンドルネームでサイト「日々の詩」を開いており、その詩の才能はネット上で高く評価されている。
19話で勇太・ひかると共にネットダイブしてしまうが、その現実を受け止め切れず、自分は夢の中にいると最初は思い込んでいた。しかし、カズシゲは少しずつ現実を受け止めるようになり、なお勇太と共にネット世界を守るため、共に行動することが多くなり、徐々に二人の仲が良くなっている。
なお、ネットの世界ではビボバとも一緒に行動するようになった。
実家は和菓子屋で、カズシゲも店番をしたりして手伝っている。
- 北山コースケ(CV:矢口アサミ)
勇太のクラスメイトで。機械弄りが得意なカズシゲとシュウゾウの友人。
口癖は「超○○じゃねぇ!?」。
勇太のクラスメイトで、パソコンに詳しいカズシゲとコースケの友人。
実家はコンビニを経営しており、シュウゾウ自身も店を手伝っている。
彼の着ている服は表情が変化する。
46話でカズシゲやコースケと共にネットダイブした。
口癖は「マジ○○!?」。
ロシア人ハーフの転校生。第27話から登場。
容姿はかなりの美少女でカズシゲに好意を寄せられている。
パソコンを完璧に使いこなす天才少女で、勇太には「守みたい」と思われている。
転校してきてから、花梨の家(雪谷亭)で下宿している。母・セイコの前では心を開いているようである。
サヤカの正体がネットヴィーナスだということが勇太たちにバレ、そのことをきっかけに共に行動することになる。また勇太たちと行動を共にしていくうちにサヤカの性格も徐々に変化し、心を開いていく。
- 雪谷花梨(CV:高垣彩陽)
勇太のクラスメイトでひかるの親友。普段は大人しい性格の少女。第7話で初登場。
幼少時は病気がちだったため、小学校入学が1年遅れている。
学業の成績は高く、将来は医者になるのが夢。
実家は旅館「雪谷亭」を経営しており、花梨自身も家業を手伝っている。高い所が苦手。
オリハルコンのかけらの力により46話でネットダイブしてしまう(本人は夢であると思っていた)。仕事熱心であるため、ネット世界の雪谷亭でも手伝いをしていた。
50話ではネット世界を守るために再びネットダイブする。
- 久瀬拓海(CV:儀武ゆう子)
勇太のクラスメイトの学級委員長。生真面目な一方、身の危険が迫ると臆病になる。
- 浦澤 京子(CV:豊崎愛生)、本条 千鶴(CV:世戸さおり)
勇太のクラスメイト。
- 村田 エリ子(CV:木下紗華)
上舞第三小学校5年3組の担任。
プライベートでは「エリエリ」の名でネットアイドルをしていて、その人気は高く評されているが児童たちは気付いていない。
勇太やピポパがネット世界でピンチに陥ると幾度となく救ってくれるネットゴーストなのか否かはっきりしていない謎の存在だったが、サヤカがネットダイブした時の姿でサヤカとは性格が異なる。
勇太たちはネットヴィーナスの正体を知り、共に行動しネット世界を守っている。また「ネットヴィーナス」という呼び方も、ネットゴースト達の間でいつの間にか定着していた呼び名である。ネット世界を守ることが真の目的で、始めはプーをデリートしようとしていたが、勇太たちの熱い友情に感情が打たれ、プーを助けてくれた。
勇太たちに正体が知られたのちは、本来の髪型に近い姿に変わった。ネット世界では「サヤカ」と呼ばれるのを嫌う。
プログラムやウイルスを分解することのできるケーブル状の武器を持っており鞭のように操って対象をデリートする。
- エコロン(CV:石川綾乃)
エコロジーのサイトに住む肩に乗れるくらい小さいネットゴースト。
怖がり屋で生意気な性格で、ゴミの分別にうるさい。
ひかると友達になった証に頭につけている、花飾りをプレゼントした。その後もひかると仲が良く、共に行動したりひかるからサイトに遊びに来てくれるようになった。ひかるはエコロンと指を合わせることでネットダイブできる。
第21話から登場。
- ビボバ
ピポパの3匹と同様、いつも3匹で行動しているネットゴーストたち。
それぞれ「ビット」(cv:丸山壮史)、「ボット」(cv:木下紗華)、「バット」(cv:儀武ゆう子)という名を持つ。
ピポパの3匹を勝手にライバル視しているが、惨敗ばかり。
カズシゲのアドバイスにより健闘を見せるがプーに勝利を持っていかれ結果は有耶無耶になってしまった。
現在カズシゲの手下となっている。ダイナゴンを心酔している。自称文学系。ビットはピットと同様に体を変身させることができる。
- プリリン(CV:世戸さおり)
十三のパソコンデータに住んでいるネットゴースト。
十三のパソコンには40年以上住んでおり、彼の仕事の手伝いもしている。
第29話で十三に初めて顔出しした。
- トラベン(CV:三戸崇史)
鉄道などの交通機関の管理サイトに住む。
- サーチン(CV:丸山壮史)
検索サイト内に住むとても物知りなネットゴースト。
- ショッピン(CV:COON)
勇太の母・優子が利用しているショッピングサイト内に住むネットゴースト。
- グルマン(CV:丹沢晃之)
上舞第三小学校の栄養管理サイト内に住むネットゴーストで、学校内のカフェテリアの食事メニューの調理及びその管理を担っている。
普段は気弱でネットワークを通じて侵入してきたピポパたちの悪戯にも最初は振り回されていたが、怒ると性格が豹変する。
- テオドール(CV:大川透)
画像ファイルばかりが集まるサイト内に住むネットゴースト。
生き物のように動く緑色のトランクを持っており、これを用いて他のサイト内や回線を通じて到達したユーザーのパソコン内などから画像ファイルを盗み出してコレクションしている。
少し変わった美的感覚の持ち主で、常人の目には何の変哲もないように映る単純な絵でも感動したりする。
- ホルルン / テルルン(CV:COON(ホルルン)、儀武ゆう子(テルルン))
旅館「雪谷亭」のサイト内に住む仲居のような姿をしたネットゴースト。
更新が停止し訪問する者も誰もいなかったサイト内は荒れ放題になっていたが、勇太たちの活躍によりネットゴーストが再び訪問するようになった。
- ルーアン(CV:飯島肇)
インターネットテレビなどの動画配信サイトを巡回し、そこで配信されている様々な動画を見て楽しんでいるネットゴースト。特に映画を見るのが好きらしい。
- コスモン(CV:世戸さおり)
宇宙のサイトに住んでいるネットゴースト。宇宙のことについて何でも説明してくれる。
- オリオリ / ヒコヒコ
七夕サイトに住んでいるネットゴースト。織姫と彦星がモチーフ。「
1人でたくさんの願い事は禁止です!」「そうよ! 他の人に迷惑です!」が決めゼリフで、怒ると「ミルキー・ウェイ!」の掛け声と共にタナバタマンに巨大変身するが、やることは変わらず同じ言葉で繰り返し注意するだけである。
- メモリン(CV:木下紗華)
ひかるの父のパソコンデータに住んでいたネットゴースト。データが消えた後、自身も消えていくが、その後復活を果たす。
アタルン(CV:矢口アサミ)
占いサイトに住んでいるネットゴースト。
- ヤジナビ
交通管理システムのサイトに住むネットゴースト。方角など教えてくれる。
- クリーニン(CV:丹沢晃之)
上舞市のゴミ処理場のサイトに住んでいるネットゴースト。
- ダガシン(CV:丸山壮史)
駄菓子屋のサイトに住んでいるネットゴースト。ピポパたちに紙芝居を読んであげた。
- ヤクスン(CV:深津智義)
翻訳サイトに住んでいるネットゴースト。
- デレクトン(CV:魚建)
ネットアイドルのサイトに住んでいるネットゴースト。
- ツーリストン(CV:丸山壮史)
旅行サイトに住んでいるネットゴースト。
- カプルン(CV:川野剛稔)
上舞市の病院サイトに住んでいるネットゴースト。
- ドクターフォレスト(CV:飯島肇)
ドリームフューチャー社の創始者で守の祖父。
ひかるの祖父・十三の大学時代の学友で、彼とは考え方・論理が正反対。
10年前にネットダイブを試みるも、セイレーンが拒絶したことにより意識がネット世界に取り残されたままとなっていた。しかし、守が見舞いに来た際、彼の意識と同化しディバイン・フォレストとなった。
最期はディバインが消滅したのち自分の考え方が愚かだったことを認めて消滅し、現実世界でも息を引き取る。
- ディバイン・フォレスト(CV:中村悠一)
四天王や勇太たちの前に突如現れた人物。ネットゴーストをネットモンスター化し、ネット世界を支配しようとしている守とドクターフォレストとの精神が融合して生まれた生命体。
性格は守と違い冷酷かつ非道な部分が目立ち四天王も彼にとっては駒の一つでしかなく四天王から恐れられている。だが、完全にフォレストに支配されておらずオリハルコンのかけらをフォレストに精神を取られる前に勇太に渡すが、その後守に体を取られなくするためにフォレストにより精神を支配するリングを装着する。
オリハルコンのかけらを四天王に集めさせて最後のかけらを手に入れてオリハルコンによる新世界に向かうが、勇太との友情に負けて守とフォレストの精神が分離してディバイン本人は怒り狂った表情と片目に涙を流しながら消滅した。 第32話から登場。
ドリームフューチャー四天王
ドリームフューチャー社のデータだけの幹部たち。
- アッシュ(CV:元村哲也)
アメリカ支部長。主にトランプカードを愛用している。
ディバイン登場時は彼に反抗的だったがディバインの圧倒的な力を目のあたりにし彼に忠誠を誓う。
本社サイトが風間が用意したプログラム「セイレーンプログラム」の攻撃を受けた際は自ら出撃し大勢の本社プログラムを用いて戦いを挑むなど、かなり無謀な行動に出てしまい、大勢のセイレーンプログラムの攻撃を受けて消滅する。
ディバインのことを信頼していたようで、彼の「永遠の命を約束する」という言葉を信じていたらしく、消滅する際に彼の名を叫んだがディバインから見て四天王は捨て駒だったらしく他のメンバーがアッシュの死を惜しんでいる一方でディバインは「データが一つ消去されただけ」と発言し他のメンバー(主にモハンマド)に不信感を持たせる。
- ランガ
アジア支部長。インド風の衣装を身に着けた四天王の紅一点。主にメイクで自分の美しさに磨きをかけている。
ディバインの命令により「オリハルコンのかけら」を探して偶然かけらを持っていた雪谷花梨に狙いをつけて彼女が逃げ込んだ「雪谷亭」のサイトで客を装い、ホルルンとテルルンをネットモンスター化させて勇太たちを襲わせるが敗北してしまうもかけらを手に入れることに成功する。
全てのかけらを手に入れるべく勇太たちを「ダムサイト」でフランソワと共に待ちかまえて勇太たちを追い込むが、直後に来たサヤカたちに敗れてしまい、直後にディバインに捨て駒にされた上ネットモンスター化して勇太やサヤカたちに襲いかかるが、敗北してディバインに呪いの言葉を吐き捨て消滅する。
- フランソワ
ヨーロッパ支部長。女性と間違える程の美形でややナルシストな人物。
主にバラを愛用しそれが武器にもなる。またフランス語を発言する時がある。
ランガ同様にディバインの命令により「オリハルコンのかけら」を探してかけらを探知するレーダーで「赤ちゃんサイト」に目をつけて勇太たちの後を追い、そこで10年前のドクターフォレストとセイレーンのネット事件と勇太たちがネットダイブ出来るきっかけを目撃する。
その後、かけらを手に入れるべくそのサイトの住人をネットモンスター化させて勇太たちが戦闘している間にかけらを奪って逃亡する。
全てのかけらを手に入れるべく勇太たちを「ダムサイト」でランガと共に待ち受けて勇太たちを追い込むが、直後に来たサヤカたちにランガ共々倒されてしまい直後にディバインに捨て駒にされてネットモンスター化して勇太やサヤカたちに襲い掛かるも敗北してランガと共にディバインに呪いの言葉を吐き捨て消滅する。
なおネットダイブできる子どもとネットゴーストの繋がりと今回の事件のキーパソンを目撃した人物は勇太たちを除けば彼だけである。
- モハンマド(CV:原田晃)
北アフリカ支部長。四天王のリーダー格。ビジネスのことを第一に考える人物で金にならない話には全く興味を示さない。
ドリームフューチャーに忠実で風間の逮捕後、平目を利用しディバインと共にドリームフューチャーを裏で支配する。ディバインの命令で「オリハルコンのかけら」探して「イベントサイト」でかけらを発見しサイトの住人をネットモンスター化し勇太に襲わせるが敗北するもかけらを手に入れたことで勇太たちに皮肉な言葉を残す。
他の四天王よりもディバインへの不信感があり他のメンバーを犠牲にすることも問わない彼に疑問を感じつつ彼に忠誠を誓うが、目的はあくまでネット世界の支配するためであり最後のかけらを手にいれた際にネット世界を破壊すると知り、ディバインの本性に怒りを露して彼に反撃するが、すでに体に仕込まれたウイルスにより強制的にネットモンスター化して勇太たちを襲う。
最終的にひかるたちのワクチンにより元に戻るが、直後のオリハルコンの覚醒により自分だけオリハルコンの影響を受けて消滅する。
- 風間ジン(CV:矢部雅史)
ドリームフューチャー社日本支社長。
同社が運用するスーパーコンピュータ「セイレーン」との対話とネット世界の支配を目論む。
ネット上に生命体らしきものが存在することを知っており、更には「ネットゴースト以外の何か」の存在も知っているようである。
逮捕されていたが、釈放され自宅マンションで部下たちと何かを企んでいた。しかし、再び捜査の手が入る前に逃走しネットダイブを試みるも失敗、そのまま意識不明となった。
最終回にて坂本と共に登場し、新たなるウイルスを手にしていた。
- 坂本あずさ(CV:高垣彩陽)
風間の許で風間のスケジュールなどの管理を任されている女性社員。
- 平目富雄(CV:丹沢晃之)
元係長。風間の逮捕後に、日本支社の社長に就任した。大勢のオペレータとワクチンプログラムを用いてネットゴーストを捕獲しようとするが、いつもピポパや勇太たちにネットワーク内を掻き乱されては失敗している。
真知子(CV:矢口アサミ)
勇太の母・優子の所属する部署の部下の若い女性社員。
- 関原貴志(CV:深津智義)、大江政博(CV:原田晃)
セキュリティフロアのオペレーター。
- 秋川健太(CV:志村知幸)
勇太の父。フリーのカメラマン。第50話で勇太がネット世界に行っていることを知る。
- 秋川優子(CV:世戸さおり)
勇太の母。ドリームフューチャー社でプログラマーで、所属する部署ではチーフを任されている。
- 祖父江十三(CV:丸山壮史)
ひかるの祖父で上舞大学の教授(専門は情報工学)。
ネットフィールドにおける人間のマインドアルゴリズムの研究の第一人者で、人工知能の世界的権威である。
花梨の祖父・花彦が生きていた頃、雪谷亭のホームページを作るように頼まれたことがあり彼とは交友が深かった。ひかるのことを溺愛しており、ひかるが家に男友達を連れてくると機嫌が悪くなる。大のプリン好き。
勇太達が今まで秘密にしていたネットダイブの件は、仕方なく聞き受けてくれた。勇太がこの話をしたことから勇太に対する接し方が変わるようになる。
- ひかるの父(CV:深津智義)
とある雑誌の編集者。ひかるの母とは離婚している。
片付けや整理整頓が苦手で、またひかるによると一週間風呂に入らないこともあるらしい。
しかし娘のことはいつも大事に思っており、思い出写真などは大事に保管していた。
- ひかるの母(CV:水森志寿香)
お菓子作りの研究家。現在別居中。
- 守の父(CV:丸山壮史)
母方の祖父・アレックスに結婚を反対され、守の母親と駆け落ちしたという。
- 守の母(CV:井上奈々子)
本名は「進藤レオナ」。髪型はロングヘアの金髪。守からは「お母さん」と呼ばれる。自分の父親を嫌っている。自分の父親にどんどん似ていく守を心配している。
- 江ノ島 シゲオ(CV:丸山壮史)
頑固なカズシゲの父。上舞銀座商店街の会長。
和菓子屋の店長で、相沢にネット宅配の仕事を任している。
- 雪谷月乃(CV:久保田民絵)
花梨の祖母で旅館の女将。
花梨の祖父・花彦が亡くなってから旅館が繁盛しなくなり、雪谷亭のホームページも閉鎖していて今までホームページを嫌っていた。
しかし、花梨の説得で大事なことを思い出しホームページを再開することを決意した。
その後も旅館は繁盛している。
- 雪谷花代(CV:木下紗華)
花梨の母。
- 雪谷月彦(CV:丹沢晃之)
花梨の父。
- 相沢譲(CV:東地宏樹)
突如上舞市にやってきた謎の青年。
実際は情報管理局員で、フリーターの男性を装い「新しい生活と仕事を求めて上舞市にやってきた」ふりをしてドリームフューチャー社の実態を調査している。
偽りの顔としては仕事を選り好みしたり、トラブルを平然と起こしているように見せている。しかし、穏やかな性格で人と話をするのが好きなので、会う人々から好かれ行く先々の世間話が縁で新しく仕事を取ってきたりしている。エリ子に惹かれている。第9話から登場する。
- セイコ・エレンコワ(CV:清水香里)
病弱なサヤカの母。昔、十三の助手をしていた。
十三がドリームフューチャー社から離れた後は一人で研究を続けていたらしく、ネットダイブシステムを作り出した。ドリームフューチャー社の過去を勇太たちに明かした。
- 東海林(しょうじ)(CV:元村哲也)
ひかるの祖父・十三の部下。上舞大学勤務。
- 海原大洋(かいばらたいよう)(CV:石住昭彦)
バイキングテレビの社長。同社は海原の意思でなくドリームフューチャー社と合併する。
主題歌
オープニングテーマ
「パスワード@PIPOPA」(第2話 - 第4話)
歌 - 豊後敦子 / 作詞 - イワタナオミ / 作曲・編曲 - 岩崎元是
「Get On Up」(第5話 - 第26話)
歌 - 杉本姉妹 / 作詞 - Yoko Hiji / 作曲 - Ryuichiro Yamaki
「パスワード@PIPOPA」(第27話 - 第50話)
歌 - COON/ 作詞 - イワタナオミ / 作曲 - 岩崎元是 / 編曲 - 蔵屋智久
エンディングテーマ
「星キラリ」(第1話 - 第26話)
歌 - COON / 作詞 - 野口圭 / 作曲 - 暮部拓哉
「ヴァーチャル☆ラブ」(第27話 - 第50話)
歌 - 杉本姉妹 / 作詞 - Yoko Hiji / 作曲 - Ryuichiro Yamaki