概要
『ドラゴンクエストⅩ』のデスマスターの職業クエストに登場する人間の少女。
外見はサイドテールの水色髪に健康的な褐色肌で、性格は元気で大胆という、一般的にイメージされるネクロマンサーのイメージとは真逆のキャラクター。
おそらく死や霊をテーマとした物語の重苦しい雰囲気を和らげるためのキャラ付けであろう。
デスマスターの家系の生まれであり、自身も立派なデスマスターになろうとデズリンのもとを訪れるが、彼女自身は霊感が一切なく、折角転職できるようになってもデスマスターに転職させてもらえなかったと文句を言う描写がある。
これは「死者の書」の継承者である彼女をギスマイヤーの手から守るために、昔デズリンによって霊感を封じる術をかけられていたためである。
なお、デズリンは主人公や、先に着いていたネリムと出会うより少し前にギスマイヤーに殺害されているため、霊感のない彼女は一度たりともデズリンの姿を見ておらず、話もしていないが、彼女が死人であることが判明するまでそうだと気付かせない叙述トリックが組み込まれている(よく聞くと彼女がデズリンから教えを受ける際は必ずデズリン著の本からの受け売りとなっており、直接何かを教えられたことが一度もない、またデズリンの指示も基本的に主人公を介して受け取っている。)
しかし、ギスマイヤーの策略によって死の淵に立たされた際にデズリンとの記憶を取り戻し、デスマスターとして目覚める。
最終話ではデスマスターの正装(ゲマに似たローブ)と鎌を手にNPC戦闘員として主人公と共に戦い、ギスマイヤーを葬った。(これにより味方サイドとして処刑などの大義のない殺人を故意に行なった唯一のキャラクターとなる)
その後は死者の書を燃やしたことで心残りの無くなったデズリンは昇天するが、霊界通話機を通して会話をすることはできる模様。
また、七夕や正月などの季節イベントにもゲスト出演している。
関連イラスト
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ドラゴンクエストⅩ 人間(DQ10) デスマスター ギスマイヤー デズリン
マヤ(DQ11):同シリーズのそっくりさん