※この記事は映画本編における重大なネタバレを含む為、観覧の際は自己責任でお願いします。
概要
本作のメインヴィランであり、ラスボス。
スライムの姿をしている不気味な宇宙生命体。
ノイズは宇宙の四方八方に自分の胞子を飛ばし、生命の住む星に密かに散らばっている。
胞子はタンポポの綿毛に似ており、成長するとタコを連想させる黒交じりの灰色のスライム状の小さな生命体に変化する。また、分裂によって増殖したり、複数の個体を合体させて巨大化する事もできる。
さらに、生命の住む星で音楽（作中では『ファーレ』）を奏でるものに取り付き、全てをノイズ音に変えていき、最終的には本体が星を食らいつくして滅ぼしてしまう凶悪な性質がある。
最大の弱点は『ファーレ』であり、ファーレに触れると虹色の光を放ち、黒いタール状に溶け出し、最後にカサカサになって煤のように散ってしまう。一方、通常の武器ではダメージを与える事ができず、ドラえもんが【空気砲】で応戦してもほとんど効果がなかった。
基本的にファーレが溢れている星には近づく事ができないが、ほんの一瞬でもファーレがなくなれば、ノイズの胞子は増殖する事が可能になる。
※ファーレ自体は楽器や歌声でなくとも発生させる事はできるが、それ相応の強弱があるようで（楽器由来のファーレも含み）ノイズの胞子も大きさに応じて多少のファーレならば耐えきる事ができる様子。
惑星ムシーカの場合は、当時の社会情勢（私欲に走ったインフラ企業がファーレの独占的権限を掌握した事により、エネルギー問題が発生していた）が原因でノイズを呼び寄せる事になり、惑星や民族そのものが滅亡し、ミッカの先祖達はディアスポラという形で星を捨てざるを得なくなった（この事実は集団墓地にいたタキレンや、ファーレの殿堂の管理人のヴェントーから語られる）。
また、のび太が【あらかじめ日記】を用いた事で、地球に溢れていたファーレを一時的に止めてしまったため、地球に潜んでいたノイズを活性化させる要因になってしまう。
映画ドラえもんシリーズでは珍しく、明確な意思を持たない天災的な敵キャラである。
関連タグ
ノイズ(スイートプリキュア♪)：名前が同じのラスボス。但し、こちらは自分の意思がある上、戦う理由に同情の余地がある。
ノイズ(戦姫絶唱シンフォギア)：戦姫絶唱シンフォギアに登場する、名前繋がり且つ明確な意思を持たない敵キャラ繋がり。本記事の敵がじわじわ生命力を削るのに対し、こちらは瞬時に接触した対象を滅亡させる。
厄災ガノン：任天堂の某人気ゲームの明確な意思を持たない天災的なラスボス繋がり。
