概要
CV:堀内賢雄
ジャミールの一族を束ねる長で教皇セージの兄。アヴィド、シオンの師匠。前聖戦の生き残りで、聖衣の修復技術を有する。積尸気の使い手。
表立って動くことを嫌う性格のため、継承戦でわざと負け、本来は自分が纏うはずの蟹座の黄金聖衣や教皇の地位も弟に譲渡し、自分は裏方に徹していた。これらを押しつけたことについて、セージからは軽い口調だが、未だに恨み言を言われており、この件に関しては悪いことをしたと感じている(あるいはこの性格がアヴィドの出奔の原因なのかもしれない)。弟の没後は、彼の代わりに教皇としてハーデス城への進軍を指揮し、結界を打ち砕くべく単身で乗り込む。
※祭壇座の白銀聖衣は教皇を補佐する者が纏う聖衣であり、形状は「聖闘士星矢大全」に登場するものと同じである。
また、地面に火時計の図形が描かれると、指名されたあらゆる階級の小宇宙を常人レベルに低下させて剥奪し、アテナ神殿に捧げる権限が与えられている。現に牡羊座のゲートガードの小宇宙は人間レベルにまで押さえられた。
先代の牡羊座であるアヴニールは前聖戦では彼ら兄弟の親友であった。後継者であるシオンを聖闘士と認める事を渋っていたが、これは聖衣の記憶を読み取る能力を持ったシオンを危惧してのことである。それを巡って弟子と本気の拳で語らい、積尸気まで使っている(傍らにマニゴルドがいた事も起因するが…)。