概要
元は同人作家であり、主に牛乳茶(ミルクティー)という合同サークルで活動していた。2011年に『魔法少女まどか☆マギカ』のコミカライズを担当したが、それよりも前から『ひぐらしのなく頃に』等のアンソロジーコミックで漫画やイラストの商業活動をしていた。漫画だけでなく、アニメのイラストや雑誌、コミックの表紙も担当したことがある。
2018年の『コスモファミリア*』でオリジナル漫画デビュー。
- 佐倉杏子が好きなのを公言していて、原稿を見た担当編集に指摘されたり、打ち上げで杏子の中の人の野中藍が出てきたときにその事についてかわかられたことがある。
- 長編の作風は、心身共に傷付いた魔法少女を杏子+αが心配する展開がほぼ全編通して共通している。
- 『魔法少女おりこ☆マギカ』の作者ムラ黒江と『魔法少女かずみ☆マギカ』の作者天杉貴志はうみねこアンソロ時代からのファン。
- 大学や専門卒ではなく、高卒社会人コース。
- 左利きであり、下書きからオールデジタルで描いている。
- ハノカゲというペンネームは中二病だった頃の名残りらしく、思い出そうとすると古傷が…
- ネット上では女性のふりをしているが真実は猫箱の中
発行した魔法少女まどか☆マギカの漫画
単行本化されているものは、どれもカバー裏におまけ漫画が掲載されている(アンソロジーコミックは他の作者が担当)
- 魔法少女まどか☆マギカ(コミカライズ)
放送されたテレビアニメのコミカライズ作品。内容はアニメとほぼ同じだが、当初の脚本通りなので教室やほむらの家がシャフト空間ではなく普通の教室と居間だったり、ほむらの盾の形やキュゥべえの表情など一部演出が異なる。全3巻
- ハコ中毒(アンソロジーコミック1巻)
初のオリジナルストーリー。ワルプルギスの夜対策のため暁美家に訪れた杏子が、ほむらの部屋に設置してあるキャラ攻略要素付きシミュレーションゲームを使い2人でハッピーエンドを目指す。
- The different story
ドラマCDのフェアウェルストーリーを踏襲した、マミさんと杏子が主人公のスピンオフ。以前にもコミカライズ2巻の後書きで二人の絵を描いたり、Twitterで杏子中心のサブエピソードを本で出したいと言ったり二人の死闘について触れたことがあったので、それが叶った形となった。全3巻
- 僕のために絶望してよ!(まんがタイムきらら☆マギカ vol.7)
現状、オリジナルストーリーの中で唯一杏子が主役では無い作品。魔法少女が誰も魔女にならないのでキュゥべえが感情エネルギーを集めるために魔法少女たちに絶望した出来事が無いか聞いて回る。ちなみに、この漫画が出るまでは執筆した漫画のさやか魔女化率は100%だった。
- 新編、叛逆の物語(コミカライズ)
映画、叛逆の物語のコミカライズ。ほむらとマミさんの戦闘でマミさんの裏をかく場面、ラストでほむらが1人でいる所を除けば映画とほぼ同じ。しかし、漫画は白黒でリボンの色が分かりにくいので、見分けやすいように転校してきたまどかが髪を結んでいないといった気遣いがされている。全3巻
- ギブユースウィート(まんがタイムきらら☆マギカ vol.13)
映画公開後のゲスト漫画。マミさんのケーキを食べ過ぎたため、みんなで食事制限をするも杏子は反発する。話の中でほむらが杏子の(だと思い込んだ)ナイトメアを見た時に「今やかつてのチョイ悪路線を貫いていた面影すら微塵も感じられず唯一残された佐倉さんイコールお菓子というアイデンティティさえ巴さんに奪われて暴走を…」と、遠まわしに叛逆の杏子の扱いについて不満を漏らすメタ発言をする場面も。
- 魔獣編(まんがタイムきらら☆マギカ vol.20~)
きらら☆マギカで連載されていた2度目のスピンオフ。テレビ最終話又は映画後編から先の、まどかが概念になり魔女が存在せず魔獣がいる話。全3巻。
関連タグ
魔法少女まどか☆マギカ The_different_story
マギアレコード:相野みと 桑水せいか 伊吹れいらのデザイン。