概要
2016年10月まで連載した劇場版の前後編と新編の間を補完した外伝。
今までの外伝と違い、劇団イヌカレーや新房監督も加わっている気合いの入った作品である。作者はハノカゲ。
単行本の帯
[1巻]
表
劇場版〔前後編〕と〔新編〕を繋ぐ最新作そして彼女は“叛逆”する
裏
「すべての魔女を、生まれる前に消し去りたい」────。
最強の魔法少女・鹿目まどかの願いが果たされ、
すべての宇宙、過去と未来の魔女が消えた世界。
しかし、その代わりに生まれた“魔獣”が人々を襲うようになっていた。
魔法少女の巴マミ、美樹さやか、佐倉杏子は見滝原の平和を守るため戦っていたが・・・・・・?
この世界の暁美ほむらの能力は・・・・・・・・・「時間操作魔法」─────ではない!?
[2巻]
表
劇場版〔前後編〕と〔新編〕を繋ぐ最新作
裏切りの第2巻
私の中から“まどか”が消える───。
裏
魔女にかわり、魔獣がはびこる世界。
魔獣との戦いは激化する一方で、
ほむら達魔法少女は疲弊しきっていた。
魔獣と戦ったあとのほむらの体に
現れた異変とは・・・・・・?
そして、ほむら達魔法少女の前に
現れた“新たな魔獣”とは・・・・・・!?
この世界の
暁美ほむらは
「記憶操作魔法」を操る
[3巻]
劇場版〔前後編〕と〔新編〕を繋ぐ魔法少女の物語、完結
この魂が熱く輝き続ける限り───
登場人物
円環の理になっているため過去場面以外ではほぼ出番、台詞なし。
2話目の終わりからさやかと入れ替わる形で登場。今作の実質的な主人公。
時間操作は使えないが、盾は所有している。
所々で叛逆の物語の悪魔化の片鱗を見せている。
主な戦術は弓技と奇跡の力で手に入れた記憶操作の魔法。
2話で円環の理に導かれ、その後最後まで登場無し。
ほむら曰く、まどかが神にならなければ絶望に飲み込まれ惨い死を遂げる運命だったため、いつものパターンの円環版となっている。
偽さやかから、さやかが帰ってくるシナリオはご都合主義だと言われ、暗に叛逆の物語での立場をダメ出しされる。
2年生魔法少女の先輩。さやかやほむらなど、後輩から距離を取られては死に直面される場面に立ち会う。杏子との関係は良好。
終盤で大物魔獣の攻撃を受けて死亡するが、まどかの干渉により使用可能となったほむらの時間操作の魔法によって時が巻き戻り、なかったことに。
前作ではマミさんと入れ替わりの途中登場だったが、今回は1話目から登場。
作中で、The different storyを思わせる攻撃技を見せている。
マミさんと同じく終盤で死亡したが、時間操作の魔法によって時が巻き戻り、なかったことに。
杏子が死ぬと話が急速に終わりに向かう、死んだ直後に他の魔法少女も死ぬというお約束は今回も守られた。
お馴染みのマスコットキャラクター。変異魔獣によってまどかや魔女の存在を把握するが、ほむらを実験する前に最終回を迎える。
従来の魔女の代わりに出現した敵。詳細は魔獣(魔法少女まどか☆マギカ)を参照。
まどかやさやかと同じクラスの女の子。
いつも通り恭介への告白予告をするが、さやかが行方不明扱いになったため告白できないでいる。
恭介にいつ告白して付き合ったのかは、最後まで明らかにならなかった。
シリーズ恒例のキャラクター。今作ではチョイ役で殆ど出番がない。