概要
テレビアニメ『ハピネスチャージプリキュア!』放送から10周年をお祝いした作品につけられるタグ。
なお本記事では、放送10周年記念イベント『ハピネスチャージプリキュア!10thファンミーティング』についても併せて詳述するものとする。
『10thファンミーティング』
集え、勇気が生まれる場所―――
『ハピネスチャージプリキュア!10thファンミーティング』は、放送10周年を記念したイベントで、2024年12月12日に開催された。
会場は、当シリーズの舞台となった東京都練馬区にある、練馬文化センター(大ホール「こぶしホール」)。
ちなみに「10th」はシンプルに「テンス」と読む。
プリキュアキャスト4人と主題歌歌手2人が出演する、『プリキュア感謝祭』未開催のTVシリーズ群では初の「シリーズ単独イベント」となった。
また、音楽イベント「プリキュアLIVE」も(アニバーサリーイベント以外の)単独開催が未経験のため、挿入歌やキャラクターソングのうち一部楽曲が公式主催イベント初披露となった(後述)。
なお司会進行者として、プリキュアイベントの司会でお馴染みの「寺迫麿」女史も登壇した。
イベント内容
記述はイベントでの進行順。
- OP主題歌『ハピネスチャージプリキュア!WOW!』歌唱
- 本イベント限定の特別Verとして披露。(詳細は当該記事を参照)
- オープニングトーク
- キャスト4人による名乗り口上披露。
- 後期ED主題歌『パーティハズカム』歌唱
- 「思い出トーク」コーナー
- 司会進行役・寺迫麿女史を交え、放送当時の思い出やTVシリーズ・単独映画の名場面を振り返った。
- 『しあわせごはん愛のうた』歌唱
- キュアハニーの代名詞的名曲が公式主催イベント初披露。
- 朗読劇(前半パート)
- シリーズ構成・成田良美女史による「第49話(最終回)から3年後のぴかりが丘」を舞台とした書き下ろし朗読劇が披露。
- 『ふたりでアロ~ハ!!』歌唱
- 主題歌歌手2人が声を務めた「アロ~ハプリキュア」の2人が登場する「回想シーン」から繋がる形で、公式主催イベント初披露。
- 朗読劇(後半パート)
- 『イノセントハーモニー』歌唱
- 第38話・イノセントプリフィケーションを初めて発動する直前のシーンから繋がる形で、公式主催イベント初披露(技バンク映像の一部も歌唱に合わせステージ上モニターで上映)。
- 『勇気が生まれる場所』歌唱
- 本イベントのキャッチコピーにもなった名曲が、待望の公式主催イベント初披露。
- 前期ED主題歌『プリキュア・メモリ』歌唱
- エンディング
- 出演者が各々イベント開催実現への感謝を述べ、最後はキャスト4人と観客による「チーム名乗り口上」のコール&レスポンス。
『ハピネス注入幸せチャージ!ハピネスチャージ・・・』
プリキュアーーー!!!!!
銀テープの祝砲とともに大歓声の止まぬ中、「10thファンミーティング」は幕を閉じた。
『感謝祭』との違い
本イベントは、『感謝祭』における大人ファン向けの「プレミアム公演」(夜公演)を基本としつつ、「キャラクターショー」が上演されなかったり、出演者が各コーナーの司会進行役を兼ねなかったりと、より「ファンミーティング」形式に寄った内容となった。
また会場チケットは全席指定のうえで一律価格での販売となり、特典の朗読劇台本は観客全員に配布された。(そのため会場チケット価格は、感謝祭プレミアム公演の「特典付き会場チケット」と同価格帯となっていた)
ライブ配信
本イベントは過去の『感謝祭』と同様に「有料の同時ライブ配信」が行われ、開催後は12月31日までアーカイブ配信が行われた。
これにより、「平日夜の開催のため時間的都合で会場に赴けない」ファン及び「プリキュアキャスト4人が揃って人気声優」「会場のキャパシティの都合」等が理由と思われる争奪戦の結果「会場チケットが取れなかった」ファンも、自宅からファンミーティングに参加できた。
ただし、朗読劇台本は会場限定特典のため、配信チケット購入では入手できなかった。