概要
CV:銀河万丈
マスター・アルバートの兵士となるメカニロイドの製造工場「バイオラボ」の管理者であるワニ型のフォルスロイド。
巨大電子頭脳を巨体に収めた理知的な性格で、老成した口調で語りかける。巨大なボディを活かした押しつぶし、顎を大きく展開して発射する氷の牙やホイールカッターなどはどれも威力が高く、CVがあの銀河万丈という事もあってただならぬプレッシャーを放っている…。
とここまで聞けばさぞ強力なボスなんだろうなぁ…と思われるが、実際は本作の最弱候補である。
飛んでくる氷の牙はディアバーン・ザ・ガゼロイドのバーニングアローで楽々破壊可能で、これをちまちま撃っていれば延焼ダメージも合間って結構楽に倒せる。踏み潰し攻撃はジャンプしたタイミングを見計らって氷床で滑らなくなるテティスにトランスオンして躱し、着地した瞬間をハルバードで切り裂くと良い。
近づくと氷のブレスを浴びて氷漬けになってしまう。ダメージは無いのだが、しばらく身動きが取れなくなる。命中しなくても、氷柱として存在し続け、踏み潰し攻撃で破片が飛んでくるというオマケ付きである。
トランスオンするとアトラスやディアバーンでも壊せなかった紫色のブロックが破壊できるようになる。また、彼らでも破壊できるブロックの場合は噛み付き攻撃で無くとも、振り向いた際の尻尾攻撃で破壊できる。基本的な攻撃アクションはライブメタルゲージを消費して牙の発射&噛みつき、ホイールカッター、ジャンプして雑魚敵を踏み潰す攻撃の3つ。ただし、巨体が突っ掛かるために特定の場所ではトランスオンできず、ゲートを潜る事も出来ず、エネミーからは格好の的になってしまう致命的な欠陥を抱えている。
XDiveにて
そんな感じで、原作は「氷のデカブツは弱い」というロックマンシリーズのジンクスをボスとしてもプレイアブルとしても体現してしまった大変不憫なボスだったが、
XDiveでは彼をモチーフにしたインジェクター系武器「フロストギンガ」が登場。
氷のブレスを吐き、範囲内の敵に減速効果をかけるという一見シンプルな武器だが…
その実態は、今作最強クラスのぶっ壊れ武器。
近距離で攻撃すると「ヘヴィバイト」という追加攻撃により単純な火力が約2倍になるだけでなく、ランクアップによりヘヴィバイト命中時に「プレデター」が発動して攻撃間隔が大幅短縮され、更にランクアップすれば充填速度が2.5秒から1.75秒に短縮(プレデター状態なら0.5秒に!)され、弾切れの心配もなくなる。
さすがに遠距離からチマチマ攻撃されたり無敵状態の相手にはどうにもならないが、もはやそんな穴など本来近距離武器に求めるものでもないので実質欠点と言えるものが無い近距離最強武器。
彼モチーフの武器の話ではあるが、恐らくバイフロスト=弱いというイメージはいくらか払拭された……かもしれない。
関連タグ
ホイール・アリゲイツ:同じく、ホイールカッターを発射するワニ。