人物像
異名:凶牙の重戦車
パワー9800rp、スピード1800rp
強い破壊願望を秘めた凶暴な性格。高い膂力を持ち、イレギュラーを残虐に破壊する姿から「凶牙の重戦車」と恐れられていた。
ある日、欲望の赴くままに仲間のハンターを破壊して失踪。そのままイレギュラーとして追われる身となっていた。
その後、己の破壊願望を満たす目的でシグマの計画に参加。恐竜型の巨大移動要塞を製作、意のままに操って都市を蹂躙していた。
彼の撃破後、恐竜型要塞も壊れて停止していることがステージセレクト画面で確認できる。
ちなみに、明らかに人格に難のある彼が副隊長に就いた経緯は不明。それなりに組織の人望もあったのか、はたまた武勲故の地位か。
まあナウマンダーが隊長やってるような組織だし…。(だとしたらカメリーオも隊長やれそうだが。)
細かい性格が嫌なのか、守銭奴のバブリー・クラブロスとは仲が良くない。
戦闘ではオイルに満ちた部屋で潜水し、突如噛み付いてくる。安全な部屋上部にいると、それを防ぐが如く攻撃してくる。こちらの攻撃を食べて吐き返すこともある。
持久戦になりやすいが、攻撃間隔が長く、攻撃力自体も設定に見合わず常識レベルなのでゴリ押しぎみでも倒しやすい。初心者の突破口としても有力候補。
使用技
設定上のスペックの割に単発火力はそこまで高くない。
スピンホイール
威力:2
通常のバウンドするタイプと、潜行中に使用する壁を沿ってくるタイプがある。
通常のタイプはアリゲイツの目の前が安地となるため、接近して好きなようにチャージショット、ダッシュ撃ちを打ち込める。スピンホイール終了後は後述のカウンター体制や、体力半減後であれば回転体当たりにに入る事が多い。
潜行中に撃ってくるものは常に足元から来る2発目を警戒しておくこと。
飛び出し攻撃
威力:1×n
潜行中に突如エックスの足元から飛び出し、オイル中に引きずり込む。
ボタンを連打しないと連続でダメージを受けてしまう。素早くレバガチャすればノーダメージのまま抜けることも可能。
水面の波が穏やかになったらこの技が来る合図。
カウンター
威力:2
無敵状態になってエックスの攻撃を吸い込み、緑色の小さな光弾を撃ってくる。
フルチャージバスターで中断させると高確率でスピンホイールに移行する。
『殺し技のオ〜ンパレードだぁー!』
スピンアタック
本体威力:3 削れた壁:2
体力が半減すると使用し始める、アリゲイツの必殺技。例によってボスラッシュ時は体力が減る前から使用する。
飛び上がった後に高速回転しながら突進し、エックスを吹き飛ばしてくる。エックスの高さを画面下半分まで誘導する性質を持つ。
また、突進が当たった部分の壁を削り取ってダメージを受けるトゲを作り出し、壁蹴りも妨害してくる。
モデルはワニのデスロールだろうか。
一見昇龍拳のチャンスに見えるが、回転中は体の判定がかなり縦に薄くなっておりクリーンヒットしにくい。
狙うなら技の前後の飛び上がるモーション中に。
『硬え奴ぁ壊し甲斐があんぜぇー!その分俺の楽しみが増えるとくらァー!』
弱点武器
ストライクチェーン
ワイヤー・ヘチマールから入手。おそらく頑丈なので硬いものをぶつけるのだと思われる。
また、水生生物モチーフ故にチェーンが纏う電撃に弱い可能性も。
怯むたびにオイルに潜ってしまうため、バスターよりも時間はかかる……のだが、潜航寸前の無敵時間が解除された数フレームの間を利用して再びストライクチェーンを当てて、一切潜らせずに倒してしまう猛者も存在する(非常に難易度は高い)。
エックスの位置取りとタイミングが命のテクニック。アリゲイツの顔にギリギリ接触しない位置に陣取り、アリゲイツが怯みから復帰して一瞬頭を下げた瞬間くらいを狙う。
また、仲が悪いとされるクラブロスの武器バブルスプラッシュが他のボスと比べて少し効きやすくなっている。ただしカウンターで無力化されるので使うタイミングには注意。
サイバーミッションでは、マグネットマインが弱点。
獲得武器
スピンホイール
通常
地面に沿って転がり、特定の壁・床を破壊できる回転鋸型エネルギー弾を発射する。
地面に沿って進む性質がある。攻撃力は高めで、敵に当たるとその場で留まって連続でダメージを与え、一定時間が経つと消える。
地面で壁に当たるとしばらく留まってから小さく跳ねて消滅するが、転がってから段差を落ちた場合は斜めに落ち、壁に当たると跳ね返る。
一部の地形を削って破壊することができ、ボディパーツとフットパーツの入手にはこの武器が必須である。
また、タフなキャノンドライバーやオールドロボットに対して有効な武器の一つ。
バブリー・クラブロスの弱点。
サイバーミッションでは、ストーム・イーグリードの弱点。
チャージ
ホイールが弾け飛び、8方向に弾が飛ぶ。
貫通性があり、通常版でも破壊できる物を破壊する。
コミック版では
岩本佳浩氏のコミック版では、8体の中で最後の登場となる。
メタモル・モスミーノスとの戦いでエックスは精神的に非常に追い詰められ、ダメ押しのように、黒ゼロからの攻撃を受けて傷心によってバスターを使えなくなっていた。
バスターが使えないエックスを嬲り殺しにしようとするが、ゼロとの絆を再認識したエックスはバスターが使えるようになり、加えてアームパーツを装着した状態となる。
形勢逆転し、アリゲイツはダブルバスターの存在に驚愕しながら、直撃を受けて倒された。
コミック版ではボスの設定の深い掘り下げが行われることが多いが、アリゲイツの登場するエピソードはエックスに主軸が置かれているためアリゲイツに関してはほとんど登場が無く、速効で倒されてしまうため不遇な扱いとも言えなくはない。
因みに、ゲーム内ではパーツ入手に必須の武器を持つため、コミック版の順に回ろうとするとフットパーツとボディパーツが一周で揃えられない。にもかかわらず最後に回されたのは、ステージの舞台設定およびアームパーツの入手場所という点からダブルバスターを「エックスとゼロの絆による技」として描く(撃破後逃げ出す部下の姿に「力による結束の脆さ」との対比も含め)ことと制圧した移動要塞から北極の基地の情報を得る展開のため。
関連タグ
アリゲイツ:名前を同じくするワニポケモン。のちに同人作家伊東ライフ氏のVtuber企画でアリゲイツの進化前の予想図をほぼホイール・アリゲイツまんまに描いてしまう。