概要
1834年生まれのポーランド出身の女性作曲家、ピアノスト。
本名は「テクラ・バダジェフスカ・バラノフスカ(Tekla Bądarzewska-Baranowska)」である。
※「テクラ・ボンダジェフスカ・バラノフスカ(Tekla Bądarzewska-Baranowska)」という説もある。
一般的に有名な曲は18歳の時に書き上げた『乙女の祈り(La priere d'une vierge,A Maiden's Prayer)』であり、1859年にパリで音楽雑誌の付録につけられたことにより、その名が知られた。
他にも数曲書いており、『乙女の感謝』や『マズルカ「甘き夢」』、『天使の夢』など35曲ぐらいあるが、ほとんどが戦火で焼けてしまってる(しかも見つかった時期もかなり最近である)ため、『乙女の祈り』以外はあまり知られていない。
その後結婚して子供にも恵まれるが、27歳の若さでこの世を去った。
余談
彼女の代表曲である『乙女の祈り』は現在でも様々な場所で使われており、あなたも1度は聴いたことはあるかもしれない(例を挙げると東海道新幹線のドアが閉まる時にホームで流れるのもこの曲である)