CV:山寺宏一
概要
コンピューター・ウイルスを使って世界征服を企む悪の組織「ブタのヒヅメ」の幹部。
彼を加えたママ、ブレードからなる3人の幹部の中でもリーダー格のような立ち振る舞いの男性。
外見は長髪でオールバックと二枚目寄りである反面、小柄かつ短足であるが故に野原しんのすけからは「足の短いおじさん」と呼ばれる。
『自信が持てる!オンナに~モテる!』という触れ込みの7cmアップのシークレットシューズを愛用しているが、それでもなお足が短い。
性格は毒舌かつニヒル。しかし脱出ポットに潜んでいたバレルを見て「かくれんぼをしている」のだと勘違いしたしんのすけから「もういいかーい?」と聞かれると「まーだだよー」と釣られてしまう場面もあった。
しかしその際、笑ったお色気にビンタをしたり、前述のシークレットシューズを見破ったしんのすけ相手に懐のサスペンダーに忍ばせている自動拳銃を乱射したりと悪役らしい粗暴な一面も見せる。
だが、愛用のシューズを無くすと一変、途端に弱気となり戦意喪失するほどにシューズが心の支えになっている。と言うより、もはや依存していると言っても差し支えないレベルで彼のメンタルはシューズに頼りきりである。
最終局面では同僚・ママがお色気との一騎打ちに敗れ、ぶりぶりざえもんも削除されたことで計画が頓挫。そこへブタのヒヅメ最後の刺客のとして一同の前に現れ、その場にいた全員を射殺しようとする。
しかし隙をついたかすかべ防衛隊に飛び掛かられシークレットシューズを没収されてしまう。結果「あああ〜〜!! あの靴が無いと俺はもうダメなんだ! まいった、降参する、許してえええ!!」と泣き叫び、強敵として迫力のある戦闘シーンを描写された他の2人の幹部とは異なりあっけなく無力化されてしまう。そのあまりに無様な姿を目の当たりにした筋肉には唖然とされ、お色気にはまた笑われていた。
身長にコンプレックスのあったバレルだが、彼は自分よりはるかに小さな子供たちの手によって引導を渡されてしまったのだ。
山寺氏はTVシリーズにも一度だけ出演しており、野原刑事の事件簿に登場した暗殺団のボスを演じている。
関連イラスト
関連タグ
塞:長髪のオールバックでスーツを着用すると、偶然にも近似した外見の持ち主。ただし、身長は塞の方が高い。