概要
スズキが2002年に発売したバイク。
2000年に放送されたTVドラマ『ビューティフルライフ』で、木村拓哉演じる主人公の愛車として登場し、人気を博していたヤマハ・TW200に対抗して発売された。
バルーンタイヤと呼ばれる極太のリアタイヤが特徴で、これはTW200と同じサイズである。
外観のイメージは、1971年に発売した原付時代のバンバンをモチーフにしており、連続的なシルエットやアップマフラーはその表れである。
ジャンルとしてはストリートバイクに位置する。
エンジンはTW200と同じく200ccのSOHC空冷単気筒である。
但し、TWは本車の発売と同時期にボアアップしてTW225に進化している。
カスタムベースとして好まれ、スカチューン(バッテリーレス化してフレームを際立たせるカスタム)の定番車種の一つだった。
2007年にTWが生産終了すると、以降はバルーンタイヤを持つ唯一のバイクとして異彩を放っていた。
2017年に排ガス規制の強化により生産終了。