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バーガ・ハリ

ばーがはり

永野護の漫画作品『ファイブスター物語』に登場する巨大ロボット兵器ゴティックメードの一騎種。
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概要編集

惑星ボォスのハスハ連合共和国AP騎士団およびミノグシア連合AP騎士団の主力量産ゴティックメード(GTM)。

正式名称は『バーティカル・バーガ・ハ・リ』で、アトールの詩女の在所である聖宮ラーンの旧称である『ハ・リ』に因んでいる。

フィルモア帝国のGTMユーレイ、クバルカン法国のGTMルッセンフリードと並んで、星団3大GTMと謳われる名騎である。


2013年の設定大改訂前のMHA・トールに相当し、A・トールと同様に運用目的や部隊によって多数のバリエーションが存在する。


機体解説編集

基本設計はゼビア・コーター博士、以降の改修などはマギー・コーターが担当している。

フレームには星団暦の初頭に考案されたライオン・フレームを採用し、SM-60Miエンジンを搭載。

背部の肩の付け根にある大型アイドラ・フライヤーが最大の特徴であり、ここに余剰エネルギーを回すことで副腕として可動させ、防御・攻撃を行うことが可能となっている。

堅牢さと強力なパワーを兼ね備える重GTMであり、防御戦闘に回った場合、その強固さはバッハトマ帝国最強の黒騎士デコース・ワイズメルが駆るGTMダッカスでも突破することは容易なことではないという。


生産は旧ハスハ連合の4ヶ国で行われており、装甲色は各生産工場によって異なる。

ハスハント工場生産の騎体はダークイエロー(スバース隊、スキーン隊、ドーチュー隊、エンブリヨ隊、マルコンナ隊の一部、スパチュラ隊の一部が使用)、ナオス工場生産の騎体はサンドグレー(ディスターブ隊およびマルコンナ隊の本隊が使用)、ギーレル工場生産の騎体はレモンイエロー(パローラ隊が使用)、イェンシング工場生産の騎体はライトグリーン(ジャーグド隊、ツラック隊、スパチュラ隊の本隊が使用)である。また、聖宮ラーンに配備されている騎体は白色とされる。

各支隊によってヘッドカラーが異なっており、この色だけで支隊の識別が可能となっている。


主なバリエーション編集

バーガ・ハリ・BSコブラ編集

AP騎士団スバース隊第1大隊において、主に中隊長以上の騎士が使用するエース仕様にチューンされたバーガ・ハリ。

装甲色はブラックグリーン。ヘッドカラーは白色。

アイドラ・フライヤーにみられるコブラの頭部を模した模様を始め、騎体各部にスカイブルーの装飾がつく。また、頭部、肩部、アイドラ・フライヤー、アーム・フライヤーの形状が一般騎と異なる。


バーガ・ハリ・BS-R”ハブ”編集

別名コブラ・ハーブ。バーガ・ハリ・BSコブラを駆逐型に改修した特殊仕様騎であり、真紅の装甲と巨大なアイドラ・フライヤーを持つ「最強のバーガ・ハリ」。

何故かフィルモア帝国のGTMと同じホルダ型エンジンを搭載しており、聖宮ラーンとフィルモアの繋がりを暗に匂わせる騎体でもある。

かつてはヤーボ・ビート専用騎であったが、ヤーボがカイゼリンを継承した後、詩女ムグミカ・アトールの遺言によりAP騎士に復帰したワンダン・ハレーとファティマ・ビルトの乗騎となった。


バーガ・ハリKK編集

AP騎士団第10支隊ツラック支隊の主力騎。アイドラ・フライヤーの形状が他のバーガ・ハリと違い、軽量化されコストダウンされている。

装甲色はライトグリーン。ヘッドカラーはグレー。

ベラ国攻防戦に際し、ツラック隊の一部騎体はレディオス・ソープエルディアイ・ツバンツヒの手により機動性重視の特別騎に改造された。ベラ国攻防戦後は稼働保持が出来ない為に元に戻されたが、ソープの手により全騎が工場出荷状態より性能アップしており、以降はこれがツラック隊の基本チューニングとなった。


関連タグ編集

ファイブスター物語

ゴティックメード

ロボット

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