「健!この際南部博士の許可はとってる暇はないんだぜ!」
「1回だけでいいんだ…頼む、1回だけでいいんだ!やらせてくれ!」
概要をぶち込んでやる!
科学忍者隊の戦闘マシン・ゴッドフェニックスに搭載されているバードミサイル。
これをジョーは事あるごとに撃ちたがり、その度に健とは問答になるのである。
- まず、少年部隊である。強力な武器の使用には、保護者の許可が必要だ。
- 科学忍者隊の目的は、敵メカを追跡して拠点を探す事だから、破壊は出来ない。
- 科学忍者隊は戦闘部隊ではない。敵メカの退治はモブキャラの軍人に任せろ。
いやそんな事言ってる場合じゃないだろう!ギャラクターの攻撃を食い止める為にここで叩いておく必要があるんだ!いいから撃っちゃえ!撃っちゃえ!撃たせろぉ!
ある回ではいよいよ健も折れたのかミサイルのスイッチを押させることを認め、これでもかとスイッチ超連打。そこまでミサイル撃ちたかったのか。
当然ミサイルは撃ち尽くされて弾切れ。呆然とされてますがそんなに撃ったら当たり前ですよ。
またある回では撃つときに健が不在で、「今日は止める奴がいないから思い切り撃ってやる!」と宣言して撃ちまくった。
結果としてカートゥーンネットワークの局内CMでもネタにされたり、『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』でパロディにされたり、『怒り新党』の新三大○○でも取り上げられるほどのネタになっている。
『おはよう忍者隊ガッチャマン』でも当然の如くたびたびネタにされた。というか公式サイトのキャラ紹介からしてネタにされている。
後に、健の提案でゴッドフェニックスの武装が強化されて「超バードミサイル」が使えるようになる頃には、この問答も無くなった(健自身が考えを改めて、武器が欲しいと言い出した為)。
なお、ゴッドフェニックスにはバードミサイルより遥かに強力で、しかし隊員たちへの負担も大きい必殺技『科学忍法・火の鳥』もあるのだが、何故かこちらは南部博士の許可を必要とせず、健の判断で使用できる。
一方のバードミサイルはいちいち許可が必要な割にはごく普通のミサイルで、敵に通用しないことも多い。
そのためジョー当人でさえ撃った後に「くそっ、毎度ながら効き目の薄いバードミサイルだ!」「役に立たないミサイルだ!」と悪態をついたこともあった。
ジョーがやたらと撃ちまくるので南部博士が炸薬を減らしたのではないかという説もある。
ちなみにバードミサイルを発射するボタンは健と竜の座席の間に備わっている為、おそらく機体の操縦を行う竜、もしくはリーダーの健が本来の発射担当だと思われる。
ジョーの席は二人の後ろにある為、発射の機会をうかがっては後ろからそそくさとやってきてボタンを押しに来ている。
格ゲーでもぶち込んでやる!
『タツノコvsカプコン』の続編『UAS』においてジョーが参戦すると、ハイパーコンボ(超必殺技)に「バードミサイルをぶち込んでやる!」が採用(「バードミサイル」ではなく「ぶち込んでやる!」まで技名)。
ゴッドフェニックスを呼び出し、バルカン砲を連射し、最後にバードミサイルを撃つ技。バードミサイルは一定時間後に着弾し爆風は地面全体に広がるのだが、発生が遅いのはまだしもミサイルはジョーも関係なく巻き込むという、いろいろツッコミどころもある使いにくい仕様になっている。
関連イラストをぶち込んでやる!
「バードミサイル」で検索してみてもやはり(鳥系)ポケモン関係である。