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ゴッドフェニックス

ごっどふぇにっくす

ゴッドフェニックスは『科学忍者隊ガッチャマン』に登場する、忍者隊が乗り込むマシンである。後続機『ニューゴッドフェニックス』や『ガッチャスパルタン』についても説明する。
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概要編集

ガッチャマンたち科学忍者隊が搭乗する、G-1から5までの5機のGメカが合体したマシン(巨大ロボットのような複数の機体が集結しての合体ではなく、各マシンをG-5号が収納する形式)。主なパイロットはG-5号パイロットであるみみずくの竜。メンテナンス時・南部博士の元へ集合する時には三日月サンゴ礁の海底基地にドック入りしている。

忍者隊集合時は変形した各マシンがG-5号に向かい、合体する。集合時のコールは『ギャザー(集合)、ゴッドフェニックス!』。


あらゆる環境下で活動できるよう強固なボディで覆われており、深海や宇宙での活動も可能にしている。最高速度は飛行時マッハ5・水中潜航時40ノット。耐熱温度は3000℃。耐圧力は200気圧。臨時の移動基地としても使用されることが多く、特に三日月基地崩壊以降はその場面が多く観られている。搭乗口は下面からタラップが下りてそこから搭乗するが、上面のドームから出入りすることも可能。防御を重視した構造のため風防はなく、モニター越しでの操縦を行う。


武器の使用には5機が合体していなければならず(一度だけG-1号が合体していない状態でバードミサイルを発射している(第52話)が、その際にジュンがワイヤーで電極を強引につなげて発射できるようにしている)、なおかつ南部博士の許可を取る必要がある(火の鳥は防御用の装備であるための独自判断での使用が可能)が、これは必要以上の破壊を防ぐためである。しかしそれが仇となり、ギャラクターの戦力強化に追いつかなくなり最終的には大破、ゴッドフェニックスは武装強化を迫られることとなる。


第一次ギャラクター戦以降は南部博士の別荘の地下で眠ってたが、Gタウンが危機に陥ったときパンドラ博士の操縦で再び戦場へ赴き窮地を救った。そのときニューゴッドフェニックスと共に火の鳥を披露している。


OVA『GATCHAMAN』では、リメイクされたゴッドフェニックスが登場した。基本的な仕様は旧作同様だがより鋭角なフォルムとなっており、変形して火の鳥を発動するなどギミック的にも進化している。


武装編集

  • バードミサイル

ゴッドフェニックス上面からランチャーがせり出し発射する連射型の特殊ミサイル。通常のミサイルの数倍の破壊力を持つが、フェニックスの武装の中では最弱クラス。しかし初期は固定武装がこれしかない(隠密行動をする関係上強力な武装を搭載する必要性がないと考えたための仕様)ため、必殺武器としては心許ないものである。

ギャラクターに個人的な恨みを持っているジョーこのミサイルを撃ちたくてしょうがないため、度々健と激突する羽目となる(本人も禁を破って幾度かミサイルを撃ってはいるが)。

話が進むうちに鉄獣メカが強力になっていくにつれて(最弱とはいえ)バードミサイルの優位性は失われていき、ついにカッツェからも豆鉄砲扱いされることになる。


  • 超バードミサイル

強化後に搭載された時限式貫通型ミサイル。下面にランチャーが二基設置され、そこから発射される。初代よりも貫通力・破壊力ともに比べ物にならないほどアップされ、なおかつ時限式の爆弾としての機能も追加されているが搭載数は4発と少ないため、南部博士の許可なしで撃ち放題になったにもかかわらず初代より慎重に使用せざるを得なくなった。当然ミサイルを発射する役目はジョーだが、健も幾度か発射している。


三日月基地が壊滅し、ミサイルの供給もままならずに弾数が最後の1発だけとなった超バードミサイルを発射した際、ジョーは二度と撃てないと思ったのか名残惜しそうにつぶやいている


  • 科学忍法・火の鳥

ジェネレーターを臨界寸前まで出力を上げ、亜空間フィールドを展開した状態で高速飛行し体当たりを決行するGフェニックス最大の必殺技。衝撃に備えるため搭乗員のシートは前向きとなり、なおかつシートベルトが装着される。

基本的に防御を強化する技だが、空間歪曲による摩擦抵抗で機体が超高熱に包まれるため攻撃に転じることが可能。その際に異なる空間との間にイオン反応が起こり機体周辺に炎が発生、まるで火の鳥のように見えることから技の名称となった。

コックピット内の温度は上昇するため、一歩間違えると搭乗者の命が危険にさらされる諸刃の剣である。また、空間と機体の間に無理やり空間歪曲を起こしているため長時間の発動はできず、フィールドを展開した状態が続くと機体が分解する危険性があった。そのため火の鳥は多用されず、Gフェニックスの「切り札」として温存している。


バリエーションがあり、各Gメカに乗り込んだ状態で火の鳥を発動し、分離して攻撃をする『影分身』がある。これは亜空間フィールドを張るとしばらくの間効果が持続する特性を利用したものであるが、これを使用すると各機体に多大なダメージを受けるため数えるほどしか使用されなかった。Ⅱでもニューゴッドフェニックスで影分身を使用、Gフェニックス本体と5機のGメカで計6つの分身を披露している。


Gメカ編集

普段は各メカに分離し、G-5号以外は自家用航空機などにカモフラージュしている。各忍者隊の腕に装備されたブレスレットの超音波によりマジックバーナーと呼ばれる特殊フィールドが発生、ボディを構成する形状記憶流動プラスティックを変形させGメカの形状になる。ただし偽装機能の関係上防御力は強固とは言えず、敵に破壊されることもあった。G-5号は例外で、偽装機能がない代わりに特殊合金で覆われているため防御力は高く、第67話で大破するまで破壊されることはなかった。


初期はギャラクターの基地を発見することが目的のため、強力な武器を装備していなかった。そのため極力戦闘を避けることを心掛けていたが、ギャラクター側の戦力が次第に強力になり正面からの戦闘を余儀なくされることとなる。一時的なパワーアップでその場をしのいでもGメカの戦力では太刀打ちできなくなり、ついに全Gメカの大破という事態が起きてしまった。


新造された各Gメカには強力な武器が追加装備された。上記の超バードミサイルもそのうちの一つだが、合体後でしか使用できない点は同じである。機体性能も若干だが向上している。

  • G-1号

自家用航空機から変形。最高時速はマッハ4。主翼を収納することで潜行も可能。フェニックス合体後は尾翼となる。

2号機には火炎放射『ガッチャマンファイヤー』が機首に装備された。

大鷲の健がパイロット。

  • G-2号

レーシングストックカーから変形。最高速度1000キロメートルの化け物マシン。合体時にはG-5号の機首に収納される(飛行できないのでアームを用いて格納)。半面、飛行も潜行もできないため、行動範囲はもっとも限られる機体である。

2号機には大口径30ミリマシンガンコンドルマシンガン』をボンネットに装備。使用する際にはボンネットが左右に分かれ、そこからせり出す。マシンガンは合体時にも使用可能。

ドライバーはコンドルのジョー。

  • G-3号

大型バイクから変形する。最高速度700キロメートル。ホバー機能があるので水上や雪上での走行が可能。合体時には左翼バルジに収納。影分身時には耐熱フードを装着する。

2号機には新たに取り外し可能な小型ロケット砲『ジュンロケット』をカウル下面に装備。

ライダーは白鳥のジュン

  • G-4号

大型バギーから変形。ホバー機能を用いての水上航行や後部ジェットでの短距離飛行など、場所を選ばない活躍を見せる。他のメカと異なり当初からバーナーやチェーンソーなどの武器(というかツール)を装備しており、単体でも戦闘能力を有していた。合体時には右翼バルジに収納される。

2号機では投下型爆弾が追加装備されたが、めったに使用されなかった様子。

燕の甚平が操縦する。

  • G-5号

ゴッドフェニックスの本体とも言える機体で、他のGメカを収納する事で本来の性能を発揮する。通常はホバー輸送機として扱われている。

パイロットはみみずくの竜。彼が経営しているヨットハーバーの海底に隠されており、出撃時には素潜りでG-5号に乗り込む。

偽装機能はないが、専ら輸送機として通しているためばれることはない様子(可変できる主翼を下ろした状態で待機させている)。Gフェニックスの要になるマシンにもかかわらず合体前は内蔵武器を全く使用できないため、合体前の5機の中で攻撃力は皆無に近いが、偽装しない分防御力は最高クラス。加えてペイロードを広くとっているため、機材の運搬やギャラクターに捕らわれた人々を収納するなど運搬能力は高い。

2号機はジェネレーターおよびフィールドの出力強化とソフトウェアの更新に留めている。



ニューゴッドフェニックス編集

科学忍者隊ガッチャマン ニュガトフェニックス [BOXART]

総裁X再来に備えて新たに開発された忍者隊の巨大マシン。鳥のような造形と派手なカラーリングがインパクトを与えているが、これは敵を威嚇するためのものである。


初代ゴッドフェニックスの欠点である総合戦闘力を見直し、Gフェニックス自体を移動基地として再構成、各Gメカは独立した搭載機として新規開発された。そのためブースターを追加した状態では全長が300mを超す巨大爆撃機と化している。

長期滞在を考えて前線基地モードへの変形も付加され、機内に長期滞在用の施設も設置されている。ブースターを装備すれば単独での大気圏離脱が可能で、あらゆる環境にも耐えうる機体構造を活かして深海や宇宙空間などといった過酷な場所にも赴くことも多かった。ペイロードも初代フェニックス以上に取っており、物資運搬や各Gメカの応急修理など、用途を選ばない使用方法を行っている。


バードミサイルや火の鳥といったGフェニックス特有の武装のほかに胴下から出現する4連装機関砲といった補助的な武装も追加された。メインパイロットは初代同様みみずくの竜。副次的なオートパイロット機能としてパイロットロボット『パイマー』が搭乗し自動操縦が可能となったため、竜が留守番する必要がなくなったのも最大の特徴。また万一破壊されたときに備えてGタウン内に同型機が複数製造されている。

一度だけ初代Gフェニックスと共闘し、それぞれ火の鳥を披露し強敵を倒す活躍を見せた。


『F』第1話で総裁Zが操る巨大鉄獣に立ち向かうもなす術なく大破。ニューフェニックスでは歯が立たないと判断したため再導入を行わず、後続機である『ガッチャスパルタン』に後を譲り姿を消した。


Gメカ編集

今回のGメカは上記の通り、個人マシンとして設定されている。前作では敵側に周波数を解析され変身が解除されるアクシデントがあったため、あえて偽装機能を排除している(Gタウンに常駐しているためでもある)。その事もあり各機の装甲が桁違いに強固になった。

  • イーグルシャープ(G-1号)

水中・宇宙航行も可能な小型戦闘機で、旧Gメカの印象を色濃く残しているマシンでもある。最高速度マッハ5。ブースターを利用することで単独での大気圏離脱・突入も可能。武装は胴体左右の「イーグルミサイル」とバルカン砲。主翼を「カッターウイング」として使用可能。

ニューゴッドフェニックスの機首に格納される。

敵母艦にフェニックスで特攻をかけ、機首を突入させた後に本機を発進させ母艦内部を破壊する戦法も披露している。

  • コンドルアタッカー(G-2号)

6輪の高速AFV。屋根上に猛禽型の「ファイアーターゲッター」と呼ばれる無人攻撃機を装備、火の鳥と化し敵を撃ち抜く攻撃を行う。車体前部の左右に「コンドルミサイル」も装備。最高時速は600キロと先代より落ちているが、その分行動範囲が大幅に広くなっている(空中以外の環境に対応)。

ニューゴッドフェニックスの左翼根元に格納。

  • オートスワン(G-3号)

水上航行、滑空能力を持つオートバイ。両サイドに「スワニーミサイル」が装備されているが今回は取り外しできない仕様。初代同様、影分身時には耐熱フードを装着する。

ニューゴッドフェニックスの右翼根元に格納。

  • スワローヘリコ(G-4号)

水陸空運航可能な特殊ヘリコプター。胴体左右に「スワローミサイル」を装備。翼の部分をブーメランとして使う事が出来る。運搬用のクレーンも装備し、非戦闘時の活躍も目立った。

ニューゴッドフェニックスの尾部に格納される。

  • ホーンドタンク(G-5号)

水中航行が可能な重戦車。前部が開いて巨大なボウリング球状の大型爆弾「ホーンドボウリング」、上部ターレットに「ホーンドミサイル」、車体前部に機関砲二門を装備。

ニューゴッドフェニックスの背部に格納される。留守番する必然性が無くなった竜だが、本機の行動範囲は他4機より低いため、目立った活躍がなかった。


ガッチャスパルタン編集

五連合体作戦ガッチャスパルタン

『F』冒頭であっけなく破壊されたニューゴッドフェニックスに代わる新型のマシン。元はニューフェニックスの新型搭載機として開発がスタートしたもので、ジョーの体内にあったブラックボックスの解析とパンドラ博士の遺した研究データにより得た新技術を導入し、独立したマシンとして完成させた。

初代・二代目Gフェニックス同様、南部博士が基本設計を担当したが、国際科学技術庁の長官として多忙となった関係上、友人である鴨三郎技師が開発を担当している。鴨はガッチャマン達の良きアドバイザーでもあり、劇中でも幾度か助け船を出している。


初代ゴッドフェニックスより一回り小さいサイズだが(構成する各Gメカの全長が前作とほぼ同じサイズなので当然といえるが)、過去の2機と比べてより攻撃的なデザインとなっている。機体小型化の理由は、デルタパワーを主動力源としたことでジェネレーターの小型化が実現したこと(分離時の副次的な動力源としてガスタービンや核融合炉も搭載している)と機体コンセプトの違いによるものである。戦闘機同士の合体であるためペイロードは皆無に近いが、そもそもスパルタンのコンセプトがGフェニックスと大きく異なるので、それに関しては必要なくなったと考えるべきである。

メインパイロットはみみずくの竜で、歴代のマシンを繰り出した操縦テクニックは今作でも健在。小型化の影響により補助パイロットのパイマーは搭乗していないが、自動操縦システムは搭載されている。


健の『ユーナイト・ガッチャスパルタン』のコールで合体(分離時は『ガッチャスパルタン・ブランチアウト』)、合体完了後は各メカからシートごと移動し、5号機のコックピットに集合する(そのため5号機全体のスペースの内1/4はコックピットを占めている)。初代Gフェニックスでは合体後歩いて集合しなければならなかったことを考えればかなりの進歩と言え、スムーズな分離戦法も行えるようになった。

合体前は機体色がパーソナルカラーとなっているが合体後は赤で統一される。デルタパワー発動時に色が変わる仕様とのこと。


合体後はデルタパワーフィールドという特殊フィールドを発生させることが可能で、防御だけでなく出力を上げれば攻撃にも転用できる。火の鳥とは逆に機体の周辺に力場を覆う仕様であり、それを利用して一時的に身体を強化することも可能となっている。デルタパワーを一度浴びれば暫くは身体強化が続くため、白兵戦では重宝することになる。ただしデルタパワーに耐えられる強靭な肉体を持つ生身の人物しか扱えない。


初期はデルタフィールドに包まれたガッチャ1が分離し、ガッチャマンフェンサーという剣で接近戦を繰り返した後に再合体し体当たりをする、という戦法を取っていた。

ギャラクターの戦力が強化された中盤以降、デルタパワーとGフェンサーを連動させ巨大な矢となり敵を両断する『ハイパーシュート』が必殺技となったが、膨大な量のデルタパワーを生身で受け止める形を取るため多用すると身体に多大なダメージを負い、最悪体細胞に異常が生じるという危険性を伴う技であった(デルタパワーをGフェンサーを通して高エネルギーに変換する形を取るため連動は不可欠)。そのため南部博士から多用しないよう注意されていた。

科学忍法火の鳥の機能も搭載されており、火の鳥発動状態でデルタパワーフィールドを発生させ更なる強化を図ったデルタパワー火の鳥(劇中未呼称)の使用も可能。ただしデルタパワーが強力すぎる(または同じくフィールド形成タイプの技である火の鳥との相性が未知数である)ため、最終話で移動要塞からの緊急脱出で使用したのみである。それ以外にもレーザーやミサイルなど、武装も充実している。


外見こそかけ離れてはいるものの機体システムは初代ゴッドフェニックスに近く、合体しないと真価を発揮しないという、ある意味原点回帰的機体といえる。また、コンセプトも主に移動基地として扱われた前2作と大きく異なり、純粋な戦闘機といった印象が強くなっている。初期の隠密行動を重視した機体から強力かつ長期戦闘に耐えうる機体へと大きく転換しており、結果的にフェニックスを含むGメカの中で一度も大破することのない唯一のマシンとなった。


Gメカ(ガッチャマシン)編集

今作では『ガッチャ○』と呼称される。合体の都合上、前作より大きく異なるマシンとなっているものもある。合体前後ともかなり強力な武器を装備している。各機飛行可能なのも大きな相違点。前Gメカと比べると4と5が若干大きいが他3機はほぼ同じである。その影響なのか、他の3機と比べると4,5のコックピットが大きく描かれてしまい、違和感が生じている。

  • ガッチャ1

重戦闘機で、ガッチャスパルタンの機首になる。機関砲、レーザー砲、ミサイルが武器。デルタパワーフィールドを発生した状態でG1号のみがガッチャスパルタンから再分離、Gフェンサーで鉄獣に斬り掛かる戦法をとった後、再合体し体当たりでとどめを刺すのが中盤までのパターンだった。

  • ガッチャ2

フォーミュラカータイプのマシン。合体時はガッチャスパルタンの上面になる。武装は機首の機関砲、コンドルフィーバー(追尾型ミサイル)。ハイパーシュート使用時には健はこの位置でGフェンサーを構える。

  • ガッチャ3

VTOL機。機関砲、ミサイルを装備している。合体時はガッチャスパルタンの中央部・垂直離着陸用エンジンになる。

  • ガッチャ4

装甲車で、前々作での装甲車タイプのコンセプトが復活。バルカン砲(前面からせり出す)、ロケット砲(天井からポップアップして出現)を装備している。合体時はガッチャスパルタンの中部から後部になる。

  • ガッチャ5

水陸両用工作車で、翼部マジックハンドを用いての精密作業も可能。ミサイル、機関砲が固定装備。合体時はガッチャスパルタンの後部・着陸用車輪・メインエンジン・総合コクピットになる。


立体物編集

ゴッドフェニックス編集

第1作放送当時、ゴッドフェニックスは数々のメーカーから立体物を発売していた。なかでも有名なのが永大グリップというミニサイズの合金モデルである。しかしサイズの関係で合体ギミックは搭載していない。他にも各Gメカのモデルやプラモデルが発売している。

第2作ではポピー(現バンダイ)から永大の金型を改修し、『ポピニカゴッドフェニックス』として発売しているが、これも合体ギミックはオミットされている。

以降はガレージキットなどでの立体化やプライズ・プラモデルでの立体化が主となったが合体ギミックを搭載したものは21世紀を経てからとなる。

2010年代後半からフェニックスの完成品が次々と発売した。エボリューショントイからMETAL・ACTIONアートストームからEX合金が発売、どちらも合体ギミックを搭載している。プラモデルでもフェニックスのキットが韓国メーカーのアカデミーと日本メーカーのウェーブから発売している。


ニューゴッドフェニックス編集

第2作放送当時はポピニカからDXとスタンダード、プラデラ版が発売、DXは各Gメカ収納ギミックと駐機モードへの変型を再現している。限定で機体色を暖色系の配色を施した『火の鳥バージョン』も発売している。プラモデルでも各Gメカやニューフェニックスのキットが発売された。

2010年代後半からMETAL・ACTIONとEX合金がそれぞれリリースされ、劇中のギミックや大気圏離脱用ブースターを再現している。プラモデルは初代フェニックス同様アカデミーから発売されている(日本では童友社から発売)。


ガッチャスパルタン編集

放送当時はDXポピニカ(合体可能)とポピニカ版(ガッチャ1のみ分離可能)、プラデラ版(合体可能)プラモデル版(合体可能)が発売。ただし合体後の配色変更版は発売されなかった。

2020年代にEX合金から合体可能なスパルタンが発売、忍者隊のフィギュアも付属する。ハイパーシュートバージョンとして劇中で登場した配色違いのものも限定発売、こちらにはフェンサーを構える大鷲の健のフィギュアが付属。

プラキットはグッドスマイルカンパニーのモデロイドブランドでプラモデルがリリースされる(2023年12月9日に発表)。合体ギミックはもちろんのこと、合体後のカラーを再現したものも限定で発売する予定。ロボット以外ではゴジラシリーズからスーパーX及び2がリリースされることが発表されており、衝撃度合いは大きかったという。


関連タグ編集

科学忍者隊ガッチャマン

バードミサイルをぶち込んでやる

火の鳥


ジェットイカロス:別形態であるイカロスハーケンに合体した際、科学忍法火の鳥に類似した必殺技『ジェットフェニックス』を放つ。


ガウ:皮肉にも敵の不意打ちを受け火の鳥と化し爆散してしまった悲劇のマシン。しかもそのパイロットの中の人…。


バーン・グリフィス:同名の技を持つ格闘ゲームのキャラ。

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