概要
関西地方を中心に展開し、ロシア菓子、食材の製造・販売を行っていた企業。
1947年に古角松夫(2004年没)が神戸市にて創業。後に大阪府豊中市に本社を移した。
ロシアにあるパルナス山が由来。
日ソ国交回復直後の1957年にモスクワ視察を敢行、「モスクワの味」というキャッチコピーを打ち出す。
1970年の大阪万博ではソ連館のレストラン、「レストラン・モスクワ」を運営。
しかし、顧客の多様化によるニーズの変化には勝てず、2000年に操業停止、2002年に会社清算の上解散となった。
最後まで何と無借金経営で経営しており、企業会計がしっかりしていた事を実感し、語り種となっている。
なお、パルナス製菓元社長の実弟が1974年に阪神尼崎駅の高架下の一店舗にパルナスの派生店であるモンパルナスを店開きした。実弟の死後はその息子が引き継いだものの、COVID-19の影響をかぶり2021年3月、閉店に追い込まれた。
だが同年5月、店舗規模を縮小した上で、大阪府豊中市内に改めて店舗を構えている。
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