ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

パン・オ・ショコラとは、「チョコレート入りのパン」を意味するフランス語で、その名の通り、チョコレートを中に詰めたパン。

チョコクロワッサンに似ているが、パン・オ・ショコラには「四角く成形したクロワッサン生地の中に、2筋のチョコレートだけが詰められている物」という定義があり、厳密には区別されている。


歴史編集

1830年代を起源とするとされる。もともと、子どものおやつとして、パンにチョコレートを入れたのが始まりとも言われる。しかし、起源ははっきり分からず、諸説ある。

フランスの特定地方の歴史・伝統に根差したものではないらしい。


呼び名編集

多くの国・地域では「パン・オ・ショコラ」と呼ばれるが、他にも様々な呼び名がある。特にフランス国内では「パン・オ・ショコラ」か「ショコラティーヌ」かを巡って、2018年に呼び名を巡る修正案が出され、議論になったことも。

否決されたらしいが、地域ごとの呼び名を尊重して、併記なり、色々方法はあると思うが…。

表記呼び方呼ぶ地域
pain au chocolatパン・オ・ショコラ仏北部、他の国(一部除く)
chocolatineショコラティーヌ仏南西部、ケベック(カナダ)
petit pain au chocolatプティ・パン・オ・ショコラ仏北端部、アルザス周辺、ベルギー及びスイス一部
croissant au chocolatクロワッサン・オ・ショコラ仏東部の一部
couque au chocolatクク・オ・ショコラフラマン語圏(ベルギー)一部※

註釈編集

※ワロン語境界地域。「couque」は、オランダ語でビスケット、ケーキの意「koek」に由来


食べ方編集

フランスでは、午後のおやつの定番で、学校から帰ってきた子どもに、夕食までのおやつによく食べられている。また、朝食や昼食としても食べられる。

クロワッサンの隣で売られていることが多い。

また、温かい状態が美味しいとされ、パティスリーやブーランジェリーで温かい状態で売られていたり、注文後にオーブンで温めてから渡される。

アメリカ合衆国でも朝食の定番で、チョコレートがとろけるほど温めることも。

イランでは、スーパーやコンビニでパック売りされていることが多い。パン店でも売られているが、このパック入りが、学生の手軽な朝食として人気。


関連タグ編集

パン 菓子パン

クロワッサン チョココロネ

表記ゆれパン・オ・ショコラ

関連記事

親記事

菓子パン かしぱん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 0

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました