概要
監視対象No.001。別名「大蛇怪獣」。
1908年6月30日にユーラシア大陸極東での隕石落下による大爆発の影響で地殻が変動し、古代の地層に眠っていた怪獣達が出現するようになったが、この時の隕石爆発によって出来た火山火口部から出現したヒドロチは最初に人類が遭遇した記念すべき怪獣第1号となる。
一見するとヒドラやヤマタノオロチのような八つ頭(がしら)の大蛇に見えるが、実際は8体の蛇怪獣が一塊に絡まっているだけである。
史上初の怪獣の出現に人々はただ狼狽えるばかりだったが、やがてヒドロチは静かに去っていったことから、「怪獣とは、敵対せねば向こうも仕掛けてくることはない」という最初の見本にもなっている。
しかし、火山から出ようとするとその中でヒドロチ同士がこんがらがってすぐには出られないらしい…。