概要
マツダロードスターをベースに前後を光岡自動車の特徴である1930年代のクラシックカー風のデザインへと変更されている。ロードスターの完成車両を広島県のマツダ宇品第1工場より輸送された後、ボディの内外装を分解し、1台1台職人の手作業によりカスタマイズする方法が採られている。2006年に発表したオロチに比べ女性的な優美さを強調している。「男性的デザインのオロチは大きくて派手過ぎる」と、主に女性の需要をターゲットにしている。
キャッチコピーは、「宝石すら、嫉妬する。」。
モデル
初代
2008年12月3日発表。翌4日よりインターネットによる予約を開始。3代目(NC型)ロードスターのパワーリトラクタブルハードトップ (RHT) をベースに開発された。主要メカニズムはベース車と共通だが、よりバランスの取れたプロポーションを目指すため、前方にホイールベースを700mm延長し(手法としてはかつてのラ・セードと同じ)、フロントオーバーハングを560mmまで短縮している。エクステリアに関してはオロチを手がけた青木孝憲がデザイン。フロントマスクからリヤフェンダーにつながる大きな波を特徴としていて、「豪華客船が大海を進む瞬間」をイメージしているという。
架装作業は全て手作業のため月産3~4台ほどとなり、2009年は35台の販売を予定し、輸出仕様として左ハンドルも設定される。
2009年には5速MT及びソフトトップモデルを追加。
イギリスでは「Mitsuoka Roadster」の名で販売されている。
2代目
2018年2月22日フルモデルチェンジを発表、翌23日から発売。ベース車両は4代目(ND型)ロードスターとなった。ボディはソフトトップのみとなり、6速MTと6速ATが設定される。
関連タグ
ロードスター‐ベース車
ロックスター‐同じくロードスターをベースとした車種
山田隆夫‐著名なオーナーの一人