ヒュドラ(怪人開発部の黒井津さん)
ひゅどら
再生怪人
ヒュドラ (HYDRA)
体内のエネルギーが尽きるまで本体、サブ首は何度
でも再生が可能。
サブ首(姉)は4体まで自在に生成可能だが自由奔放な
姉達は性格的に制御が難しい。
特殊能力:再生能力
(アニメ第3話より)
背中に4頭の水蛇を仕込んでいる少女型怪人。
だがとても怖がり。ゆえに水蛇達から「末(末妹という意味)」と呼ばれて妹扱いされているが、それだけ大事にされている証拠でもあるので本人は特にその扱いについては不満を抱いていない(事実、ブラックロアとの合同演習で、末妹を怖がらせたブルヘッドに、姉4匹が怒ってフルボッコにした)。
ホラー映画が苦手で、パッケージを見るだけでも嫌なので、レンタルショップでホラー作品コーナーを回らず済むように真剣にルートを構築するほど。
水蛇の性格は、一姉は陽気でバカ、二姉はセレブ気取り、三姉はアクション映画マニア、四姉は陰気で内気であり、全員が妹思いである(コミック1巻おまけイラストより)。
他にも角の数で判別可能であり(例として一姉は一本角で、二姉が二本角)、二姉はマスカラをしており、四姉は黒目と特徴がある。
元々水蛇は8頭仕込むつもりだったのだが、「予算が付かない」を理由に1頭しか付けられなかった。その後2頭を経て最終的には4頭に落ち着いた。
また、本来であれば水蛇から毒を放って相手を攻撃する仕様にされるはずだったのだが、やはりというか何というか予算不足故に実現していない。代わりに、別の毒を持っているが。
ちなみに水蛇は体内のエネルギーが尽きるまでは何度でも再生でき、更には本人の気分次第で消えたり現れたりできる(背中以外から現れることもできる)。また、水蛇に独自の意思があるため、本体が精神攻撃を受けても、水蛇たちが代わりに攻撃する。
末妹は泳ぐ事が苦手であるが、いざとなれば姉4匹が何とかすると進言しており、実際カノンが漏電で動かなくなった時には、彼を助けるために黒井津と共に海の中を潜っている(そもそも、モチーフがハイドロゲンの語源になる説があるほど水に関わりがある怪物である)。
魔法少女ピリアマギアに辻斬り同然の襲撃を受けた時に、カノン・サンダーバードに助けられてから、彼といい雰囲気になりつつある。カノンの方も満更ではないようで、ヒュドラにかっこいい所を見せるために奮闘したことがある(しかし、張り合っていたウルフが至近距離で睨むなど思わせぶりな行動を取ったことで、複雑そうな顔でカノンの手を無言でそっと握った)。
姉4匹もカノンをヒュドラの彼氏と認め、冷やかしている。
なお、水蛇の中の人たちは、熱狂的な特撮ドラマフリークとしても知られる。
モチーフは名の通りヒュドラ。
怪人なのでアルコールで酔わないが、アニメでは場酔いすると4つの首が泣き上戸・笑い上戸・絡み上戸・怒り上戸になって騒がしくなる。末妹は騒がずに静かに飲んでいた(顔が真っ赤なので、彼女も場酔いしていると思われる)。
なお、飲み食いしたものは末妹の体に吸収されるため、最初は末妹を気遣って遠慮していたが、末妹は姉が楽しんでくれることを優先し、メニューを譲った。
ちなみに、飲み会の話は原作ではピリアマギアに襲われる前であるため、姉達はウルフがカノンに絡むのを冷やかす程度だったが、
アニメではピリアマギアに襲われてカノンに助けられた後のため、ウルフやメルティに絡まれるカノンを見た姉達が「末がいるのに」とカノンを批難する旨の台詞になっている。なお、この時ヒュドラ自身はノーリアクションだった。
スーパー戦隊シリーズ
ヒドラパーンヘッダーのロー・オ・ザー・リ(天装戦隊ゴセイジャー):
首全てに独立した人格を持つ怪人繋がり。こちらもモチーフを同じくするヒドラ。
司る喜怒哀楽までバラバラであり、ヘタすれば完全な元ネタの可能性も。