概要
世界を陰で操る権力者達の総称。
立場の性質上、基本的にメンバーは表舞台には現れないものの、一部の者からは認知されている。
自分達の支配体制を維持するためなら手段を選ばず、不都合な存在に対しては権力をフル活用して排除する事も辞さない。
それらの特色から、カードバトルで正々堂々と戦う主人公達にとっては直接手出しが出来ない巨悪と言える。
ちなみに兵堂剣蔵の父親と祖父もフィクサーの一員である。
本編における行動
バトルスピリッツ 少年激覇ダン
利害の一致で異界王と手を組んで世論誘導を行なっていた。
バトルスピリッツ ブレイヴ
直接登場しないものの、前作の後に自分達の存在を公表しようとした馬神弾達を社会的に追い詰めて、彼らの1人である百瀬勇貴を暗殺した事が語られている。
異界魔族が覇権を握っている未来世界では、少なくとも勢力としてのフィクサーは存在していない模様。
前日譚にあたる小説“少年激覇ダン51話「暁闇」”では、アニメ本編では語られなかった弾達に対する迫害の経緯が描かれている。また、フィクサーの中でも剣蔵の祖父だけは弾達の味方ではあったものの海外にまで権力は通用しなかった。
バトルスピリッツ サーガブレイヴ
『ブレイヴ』と同様に直接登場しないものの、現代世界では影響力が未だに残り続けている。
また、本作の敵勢力である「人類至上戦線カーディナル・サイン」のレオス・ギデオンとコンタクトをとっていた事が明かされており、彼からは必要悪と肯定的に評価されていた。
だが、それと同時にフィクサーが未来世界で魔族の圧倒的な力に破れ去った事が明かされており、それらの事情を鑑みれば、世界を牛耳るフィクサーも所詮は権力や人脈が無ければ何もできない人間に過ぎず、社会の枠組みを無視した暴力や繋がりを持たない外側勢力の侵略の前では無力でしかなかったと言える。
関連タグ
ディレック・C・シモンズ…世界を陰で操る権力者繋がり。こちらも権力をフル活用して主人公達を苦しめていたが、最終的に悪行のツケを一気に払わされる形で全てを失って孤立してしまい、最期は主人公達の手で制裁される末路を辿った。