概要
漫画作品『機動戦士クロスボーン・ガンダム』シリーズ(第一作のみ富野由悠季共作)に登場。
名前の通り羽根のような形をした簡易構造のファンネル。単純な構造によって搭載数の増加が可能となった。ただし“質より量”に特化したため再利用は考えられておらず、完全に使い捨ての兵器となっている。
攻撃方法はビームを射出するほか、目標に直接ぶつける事でダメージを与える。
宇宙世紀0133年に木星帝国が決戦兵器として戦場に投入した、超大型モビルアーマーディビニダドが、背部ウィングユニットに大量に搭載し、大型である本体の死角をカバーしながら、一撃で敵機を葬り去り地球連邦軍の大部隊を追い詰めた。
しかしながら大型機から射出されるが故に、フェザーファンネル自体も大型となっており、重力下ではスラスター推力が足りなかったのか、地球上でクロスボーンガンダムと一騎打ちを繰り広げた機体は、本装備を使用しなかった。
小型フェザーファンネル
宇宙世紀0137年において、インプルース・コルニグスおよびディキトゥスに搭載された。こちらは小型化された分、重力下でも運用可能となったが、威力が激減しており、クロスボーンガンダムやF91は少なくない被弾を被ったが、やはり撃墜までには至っていない。
余談
Gジェネレーションシリーズに登場するフェニックスガンダムおよびハルファスガンダムにも同名の武装があるが、こちらは機能は通常のファンネルと大差ないため、機体名と関連付けただけのネーミングであると思われる。