JR719系700番台「フルーティア」
「ふくしまデスティネーションキャンペーン」にあわせて2015年に登場した東北地区の観光列車(ジョイフルトレイン)。愛称の「フルーティア(Fruitea)」は「フルーツ(Fruit)」と「お茶(Tea)」の造語。719系0番台の第27編成2両を改造したもので、「走るカフェ」をコンセプトとしており、列車内で福島県産フルーツ使用のスイーツを味わうことが出来る。
車両番号は慣例に基づき700番台となっている。カフェカウンター車両の1号車は「クシ718-701」となり、国鉄・JR時代を通して初めて「クシ」の記号が採用された。
現在この車両は快速「フルーティアふくしま」としてJR磐越西線の郡山駅~会津若松駅・喜多方駅間(冬期はJR東北本線の郡山駅~仙台駅間)を週末中心に運転している。全席が「旅行商品」の扱い。
なお通常の列車として運用されていた719系0番台はすでにE721系1000番台による置き換えが完了し、この観光列車も2023年(令和5年)12月24日の運行をもって引退した。
関連項目
JR東日本 719系 ジョイフルトレイン カフェ 磐越西線 福島県
オリジナルキャラクター「フルーティア」
pixivユーザーのshade氏によるオリジナルキャラクター。
果物の世界からやってきた「果物の精」という設定。邪悪で醜悪な「害虫の精」と敵対関係にあり、太陽のパワーを借りて魔法攻撃を仕掛ける。
キャラクターのデザインは実際にある果物を参考にしている。ヒップの場合は桃、太ももの場合はオレンジなど。