概要
本名、エヴァンジェリン山本(ただしこれも偽名の可能性がある)。
フロイライン(Fraulein)とはドイツにおける未婚女性につける敬称であり、英語で言うところの「ミス山本」にあたる。
初登場時には「親しい人にはフロイライン山本と呼ばれている」と発言しており、単純に「山本さん」「山本女史」という意味だけではなく、いわば彼女のコードネームとしても起用されている。上司兼相棒の早河巧も最初に彼女と面会した際には「フロイライン」という仮名で出会っていた。
作中では主要人物の大半が「エヴァンジェリン山本」ではなく「フロイライン(山本)」と呼んでいる。初対面で殺されかけた滝川吉野ですらいきなりフロイラインと呼んでおり、彼女の独特の明るさや人懐っこさ(の裏に隠れた危なっかしさ)がよくわかる。
あまりに作中で他の人物からフロイラインと呼ばれ過ぎている(原作漫画では数回しかエヴァ呼称がない)せいで、原作者の城平京がアニメのテロップを見るまで本名を完全に失念していたという逸話がある(9.5巻のインタビューによる)。
アニメでは吉野らから「エヴァンジェリン」と呼ばれている(ただし三人称視点の時のみで、当人と直接話す際にはどのキャラクターもフロイライン呼称)ことがあり、城平曰く「フロイライン山本名義で徹底してほしかった」とのこと。
なお、本編終了後の後日談では結婚したため「元フロイライン山本」と名乗っている。あまりにも(悪)名が知れているため、結婚前の山本姓を使用しているとのこと。
ちなみにドイツ語で既婚女性を表す敬称はフラウ(Frau)。