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ブルードッグ

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ぶるーどっぐ

ブルードッグとは、イロスマシリーズ第四作の『イロスマEX』に登場するキャラクター。※本記事はイロスマのキャラクターとして扱う。

概要

オールドランド獣似隊の副隊長の内の一人で、グリングの部下。外見は禍々しい目と尖った鋭い牙、巨大な頭を持つ青い犬の人形。

人物

一人称は「俺」

直情型でキレやすく、思慮も浅い上に傲慢でプライドも高いという悪い意味で典型的な脳筋キャラ。ケロ次郎の煽りに乗ってしまったり、フィンターの説得に失敗して列車に八つ当たりするなど少し短気で感情的になりやすい性格でもあるようで、敵の言動や現在状況から動揺や油断をしやすく、その度に他の副隊長から諭されていた。一方でフィンターとイロスマメンバーを両方潰し合わせるための策を考えたり、他の副隊長より早くオールドランドの工事の情報を手に入れたりと、頭が悪いわけではない。とはいえ、流石にデンジャーエリアについての情報は知らなかったらしく、作中では一人もイロスマメンバーを殺すことはできなかった。獣似隊というチームに誇りを持っており、まともな理性を持たないレイドラトネパースのことは仲間として認めていない。犬らしく鼻が利き、四天王(=フィンター)やイロスマメンバーがキガ島に来る事を匂いで察知したこともある。フィンターのことは副隊長の中でも際立って嫌っている。プラズマを不用意に連れてきたフィンターに対し面と向かって批判し、逆ギレしたフィンターにパワハラを受けたこともあり、その時受けたキズがイロスマメンバーとのバトルの時に...!

戦闘能力

典型的な鈍足パワータイプであり、巨体だがその分機動力は低め。戦闘では巨大な口から放つ水の爆弾や相手を直接噛み砕くなど近距離・遠距離問わず闘える。前半戦ではホンホーズ黄鳥からイロスマメンバーの攻撃を受けないように守られながら遠距離攻撃でイロスマメンバーを一網打尽にしていた。攻撃パターンは他のボスキャラに比べると少なめだが、その分喰らうと一撃で人形を破壊するほどの高火力な技が多いため、こちらが先手を打って一方的に攻めている局面では非常に強い。逆に相手の攻撃にさらされる状況では非常に脆い。なので味方の援護を受けられる状況では防御面の弱さが緩和され、逆に攻撃能力の高さが活かせる。彼の攻撃は正面の敵に対して攻撃する技が多いので正面に立つのは危険。背後か側面に回り込めば安全に戦えるだろう。ただし、ブルードッグは追い詰められた際には戦略を用いてカウンター技を生み出していた。フィンターからの制裁で足を怪我していなかったら間違いなくケロ次郎はやられていた。

使用技

  • 水の爆弾

口から巨大な水球を作り出し、それを前方に発射する。被弾すれば大爆発を起こし、突撃してくる電車も正面から吹っ飛ばし止めてしまうほどの威力を持つ非常に強力な技だが、水球を作っている時に遠距離攻撃を喰らってしまうと誘爆してしまうのが弱点。

  • 噛み砕く

巨大な口で相手を噛み砕く攻撃。喰らえばほぼ即死。正面にしか攻撃できないため側面に回られると弱い。

  • カウンター技

攻撃してきた相手に反撃を喰らわせる。相手をギリギリまで引き付けてからでないと成功しないうえに何度も使うとかなり隙を晒してしまうとっておきの攻撃だが、フィンターの攻撃から受けた足の傷が疼いてしまい不発に終わった。

劇中での活躍

初登場はイロスマEX Sm9章シーン5。それ以前にもクリボーとテレサの会話から存在を示唆されていた。他の獣似隊副隊長であるホンホーズ、黄鳥と一緒に工場の建築作業をしており、キガ島の獣似隊専用エリアで休んでいた。仕事の愚痴、オールドランドの今後、獣似隊の城や残りの獣似隊についての雑談をしていた所、フィンターがプラズマを引き連れキガ島に降りる場面に遭遇する。フィンターに、イロスマメンバーを不用意にキガ島へ連れて来たことを非難するも聞き入れられず、逆に怒ったフィンターの攻撃を足に喰らってしまう。そしてフィンター達が去った後、イロスマメンバーがプラズマを探しにキガ島へ来たことを匂いで察知する。これをイロスマメンバーとフィンターを潰し合わせるチャンスだと考え、フィンター達の元に行き、彼を戦わせるよう誘導しようとするも、これも一蹴され、結局は自分達がイロスマメンバーの迎撃に向かわされる羽目になってしまった。砂浜の線路上で、イロスマメンバーが乗った貨物列車を中の部下ごと水の爆弾で破壊し、引きずり出されたイロスマメンバーに戦いを挑む。最初は他の副隊長との連携によりデビモリトスヌーピーピカチュウカービィを倒すなど優位に勝負を運ぶも、ブルードッグがイロスマメンバーを殲滅するために放とうとした水の爆弾をイモムシロボが咄嗟にビームで誘爆させたことで連携が崩れ、イロスマメンバーからの手痛い反撃を喰らってしまうことになる。自分たちの作戦が攻略されてしまい一気に形成が不利になりながらも、他の副隊長からの説得によって落ち着きを取り戻しつつあったブルードッグだったが、ケロ次郎が彼らの動揺を誘うためにブルードッグのことを「仲間に守ってもらえないと戦えない情けないヤツ(要約)」「負け犬」などと挑発。見え見えの挑発と一度は理解しながらもそれを許すことができなかったブルードッグは、逃げ出したケロ次郎たちを追い仲間たちから離れて戦いに行くという大ポカをやらかしてしまう。その結果、バート達から別れたケロ次郎のグループと戦うことになり、その顎による噛み砕きでアラン、ナケットを倒すが、スピードが遅いことと、ブルードッグの真正面に行かなければ彼の攻撃がほとんど当たらない弱点を突かれどんどんダメージを蓄積していく。このままでは自分は倒されてしまうと悟り、それでも何とかこの状況を作り出した元凶のケロ次郎だけは倒そうと、必殺のカウンター技を発動しようとするが、当てる直前でフィンターから受けた足の傷の痛みにより失敗してしまい、最期はそのままケロ次郎に首を切り落とされ倒された。

う...ウソだろ!? ちょ、ちょっと待て...!! こんなの...無しだって...!!ありえねぇ... ありえねぇって...!! あんまりだろ...!!!

ワイスマでの活躍

ワイスマでは第七話に登場したコングリオの部下として登場。

通称「激流の教皇」で、教皇のタロットカードを所持している。水圧で水を砲弾にして攻撃できる犬。

彼もホンホーズ同様にオールドランドの獣似隊の副隊長だったが、イロスマ島の戦いで戦死、その後はバイオレプリカの技術で復活を遂げ、恐らく軍から支給された鎧を身に着けた。ホンホーズとともに金剛力士ロボに乗り込んでワイスマファイター達を始末しようとした。

最終的に阿の金剛力士ロボに憑依するが、装甲は本能解放したケラボンによって破壊され、パキルドによってとどめを刺された。

補足

名前の由来はブルドッグを分解したブルー(青)+ドッグ(犬)。モチーフは戌。

口を開閉する際は針金を動かしているらしい。

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