概要
ブーケトスとは、一般的に花嫁が後ろに放ったブーケを、未婚の女性が受け取ると、次の花嫁になれるという謂れのある風習である(故に、メイン画像のような茶番が起きるのはこれが原因)。
ふつうはこんな感じである。↓
...しかし最近はまったく違う意味で使われることもあるようだ。
ブーケトスの由来
元々、起源は不明な習慣として扱われる。
由来にはいくつか諸説があるが、本などの資料ではイギリス由来とされることが多い。
諸説例
- 古代ローマでは、松明を投げて、受け取った人が火を灯して、結婚した二人の家に最初に灯りを灯すといった習わしが、時を経てブーケへと変わった。
- 古くヨーロッパの国々では、新婦が後ろ向きで大空高くブーケを投げると、雲の上で居眠りをしていたエンゼルがそのブーケを拾って「ふっ」と幸せの溜息をかけ、美しい新婦の友人に手渡したといわれる話から。
- 発祥はイギリスで、花嫁のドレスは神秘的で縁起がよいとされていた昔に、人々が花嫁のドレスを引き千切ろうとするのを避けるためブーケを投げ、人々が気を取られているうちに逃げたところから来た。
また、投げるものがブーケである理由は、このブーケがそもそも男性が女性にプロポーズするときの花束であったとされており、その花束を受け取った女性はそれを受け入れるならブーケの花束から一輪だけ花を抜き取り、男性の胸ポケットに差し替えしたことからきている。
ちなみにプロポーズを受けない場合は、ブーケの花束を受け取るだけで一輪を返さなかったようだ。
ちなみに日本ではあまり行われることが少ないが、元になっている海外では、未婚の男性から次の花婿を決めるガータートスとセットで行われることもある。
関連タグ
葵双葉:男性なのに受け取ってしまった人