概要
「プリキュア三大失言」というのは、プリキュアシリーズで失言になった台詞の中で有名になってしまった3つの台詞のことを指していた。
ところが、プリキュアシリーズは年々続いていき、プリキュア三大失言には収まり切れない有名な失言が出てきた。2018年には5つの失言が特に有名になった。
- 「あなたなんてプリキュアってだけで、友達でも何でもないんだから!」
- 「口を開けばのぞみ、のぞみって、あんた他に友達いないの?」
- 「せつななんて子、元々いなかったのよ!」
上記三つはプリキュア三大失言を参照
- 「わたしはあなたを許さない!絶対によ!」
- 「夢なんて……そんなものもういらない。はるか、キミは……プリンセスになんてなるな!なるんじゃない!」
- 登場作品&話数・発言者:『GO!プリンセスプリキュア』第38話・カナタ王子
- シリーズ史上最大級となる味方による大失言。
- はるかが傷つき倒れてもなお立ち上がり、戦っていくのを見ていられなかった。そしてその原因になっているのが自分自身であるなら、自分が原因で夢に縛られているのならば……記憶を失っているとは言え、はるかの身を案じ、カナタ自身のつらさがにじみ出たこの一言ではるかは心が砕かれ、絶望し、プリキュアに変身する力を失ってしまう。そしてこれがきっかけでクローズ達が夢ヶ浜のあちこちに埋めた絶望の種が一斉に発芽、街は絶望の森に囲まれることとなった。
- 登場作品&話数・発言者:『GO!プリンセスプリキュア』第38話・カナタ王子
余談
先述のプリキュア三大失言同様、新たに加わった2つの失言もまたプリキュアの新たな成長を迎えるための試練と言ってもいいだろう。
現に『ハピプリ』のいおなは同作第22話でファントムによって変身能力を奪われたが、ひめの謝罪と彼女たちが集めていたプリカードを譲られ再変身。続く第23話ではひめからアクシア開封の真相を聞き自分がそのことを聞き入れなかったことを反省し、その後キュアプリンセスと共闘したのちにハピネスチャージプリキュアの一員になっている。
また『姫プリ』のカナタは同作第39話でクローズに「おまえがはるかを追い詰めた」と指摘され、彼女のもとに駆け寄り涙ながらに謝罪するもはるかは夢の原点に立ち返っており「たとえカナタにやめろと言われてもプリンセスを目指すよ。」と言い放つ。そしてはるかはプリキュアに変身、カナタも記憶を取り戻した。