概要
レッツ&ゴーの登場人物「J」が所有するマシンのシリーズ。
TRFビクトリーズでは唯一3号型のマシンが出ておらず、2007年のMSシャーシ用のリファインモデルも登場しない、スーパー2シャーシに無改造で載せられるにもかかわらずプレミアム化されないなどやたら扱いに不遇が目立つ。
そのため現在もなお全2種類しか存在しないが、唯一「爆走兄弟レッツ&ゴー!!Return Racers!!」で矛盾が生じていない車種でもある。
進化の系譜は【新機能の搭載】により進化していく。
外見
ボディーカラーがJBが青、EVO.が紫のためカラーリング状の共通点はないが、どちらも稲妻のような赤い炎の模様が入っている。
またJBではキャノピー後ろのシール再現だが、いずれもボディのから内部メカが剥き出しになっている点でも共通している。
歴代プロトセイバー系マシン
プロトセイバーJB
開発者は大神博士。プロトセイバーシリーズの初代。
アバンテとセイバー系特有の緩やかな前方カウルを融合させた実に秀逸なデザインをしている。
リモコン操作による「空気砲」という攻撃手段を持った、所謂バトルマシンの一つ。大神研究所にて烈と豪のセイバーを吹き飛ばした、ジャパンカップ内でもそれを最大限に活用し他のレーサーのマシンを次々と吹き飛ばしていったが烈と豪の新たなマシン「Vセイバー」を吹き飛ばすことはできず、逆に吹き飛ばされ水面沈む。藤吉カップの終盤にてJがアームリモコンを自らの意思で破壊し、J自身が初めて自分の手でマシンを手にし、走らせてゴールした。
のちにトライダガーとレースをするために豪からモーター、藤吉からタイヤ、次郎丸からバッテリーを授かりレースを行った。
Jの改心&離反後、本車をベースとした量産型が登場。詳細はプロトセイバー戦隊を参照。
上述通り、スーパー2の規格外デザインではないにもかかわらずなぜかプレミアム化されないという不遇な扱いを受けている。そのためボディはキットから持ってくるしか現在のところ方法がない。
プロトセイバーEVO.
バトルマシンから脱却した二代目のミニ四駆。
「ドルフィンシステム」という空力機能を使い、どんな状況下でもマシンの性能を最大まで発揮出来るように設計されている。 原作では土屋博士の研究所の技術力によりJが誕生させたが、アニメ版ではJが豪と一緒に製作した(アニメ版にて搭載しているモーターがトルクチューンであることが判明)。
EVO.はEVOLUTION(進化)の略であり、その名の通り進化のための学習機能と思しき要素がある。
このためか続編の「Return Racers!!」でも現役マシンであり、レース中にカウルやウイングの形状がより鋭利なものとなったステージ3に進化した。
レース中に装甲をパージしてパワーアップはありがちなパターンだが、プロトセイバーEVO.のように形状が変化する例は珍しい。
商品としてはメッキパーツやステアリングなど内部メカを再現したディスプレイモデルであるリアルミニ四駆として発売された事で有名。別途に用意した走行用シャーシにボディを載せる事で走行マシンにする事も出来る仕様だが、固定されないキャノピーやメカ露出部分の穴が剥き出しになる関係上ボディが強度面で脆いという問題を抱えていた。
リアルミニ四駆という特殊形態の関係上プレミアム化はJB以上に困難と言われていたが2016年7月にまさかのJBを差し置いて走行用マシンとしてプレミアムの販売が決定。
メカ部分とキャノピーは一体成型で埋められ、シャーシも新規格のARシャーシのため性能も高い。また、ボディは無改造でMAシャーシにも載る仕様となっている。
関連タグ
プロトセイバー戦隊。量産型を使用する。