他のヘクターの場合
・リメンバー・ミーの登場人物→ヘクター(COCO)
概要
PS2用ゲーム『悪魔城ドラキュラ 闇の呪印』に登場するキャラクターで、本作の主人公。自らに従う悪魔を産み出し使役出来る「悪魔製錬士」であり、かつてドラキュラの弟子だった男。
トランシルヴァニア地方の領主時代のドラキュラは魔導のカリスマであり、ヘクターもその技術に憧れ、弟子としてドラキュラに使えていた。この実力は軍団最強であり、デス様と同格の地位にまで上り詰めていた。ライバルのアイザック・ラフォレーゼともこの時知り合い、互いに技を高め合っていた。
しかし、しばらくしてドラキュラは妻を殺された怒りで人類に対して宣戦布告、人々への虐殺を開始。ヘクターはこのやり方に従えずドラキュラのもとを出奔。ドラキュラが滅ぼされた後は悪魔製錬術を封印し市中に紛れて生活していた。後にロザリーと恋仲になり、平穏な生活を送っていた。
しかし、ドラキュラから離反したヘクターを恨んでいたアイザックの罠によってロザリーを殺されてしまう。怒り狂ったヘクターは復讐鬼となり、アイザックを追跡し再びトランシルヴァニアの地に降り立つ。
ゲーム中の性能
「イノセントデビルシステム」によって悪魔を呼び出し操るという、ベルモンド家とは違う戦い方が出来る。呼び出された悪魔は戦いを有利に進めたり自身を強化したりとヘクターをサポートしてくれる。悪魔はレベルアップすることで性能が上がり、新たな技を覚えたり進化する者もいるなど、モンスター育成ゲームな感じである。
また、錬金術で多種多様な武器を扱うことも可能。武器は様々なアイテム同士を合成して生成可能で、当然ながら種類ごとに使い方が異なる。
敵からアイテムを盗み出す技「アイテムスティール」も扱える。
ゲームでの活躍
因縁の地でレギオンら数多くの魔物を倒し、話を聞いてくれないラルフ・C・ベルモンドや正体・思惑不明なサンジェルマン伯爵とも戦っている。また、道中でジュリア・ラフォレーゼとも出会っている。
ラルフとの戦いで手間取っている間にベルモンドの血を代償として悪魔城が復活してしまう。アイザックの目的はドラキュラ復活であり、ヘクターを呪いによってドラキュラ復活のための憑代とすることであり、アイザックを倒した時の負の感情にとってそれは完成するはずだった。しかし、ヘクターはドラキュラの狂気の力に打ち勝った。最後は急遽アイザックを器として復活したドラキュラを消滅させ戦いを終わらせた。
戦いの後、ジュリアと共に彼女の店に暮らすこととなった。