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概要編集

バロン王国近衛兵団隊長。

各地への侵略を指示するバロン王に不信感を抱いていたセシルを非難するなど国王に絶対の忠誠を誓っている……かに思われた。


物語中盤、無人と化したバロン城にただ一人残っていた彼と遭遇した時のセシルの台詞からすると、信頼のおける人物のように思える。そして彼が仲間入りを申し出た時、新メンバー加入のBGMと共に

「このえへいちょう ベイガン がなかまになった!」

とメッセージが出るので、頼り甲斐のある仲間が増えたと思ったプレイヤーは多かったであろう。


しかしそれも束の間、パロムポロムに人間でないことを見破られた彼は、

「やめて頂きたいですな、そんな言い方は………

 あのお方は、素晴らしいものを私にくださったのですよ。こんなに素敵な力をねッ!」

という台詞を吐き、両腕が蛇となったモンスターの正体を現わす。

彼は既に、ゴルベーザに忠誠を誓う手下と成り果てていたのだった。


戦闘編集

さほど強くはないが、リフレクヘイストの魔法や、吸血や麻痺などの特殊攻撃を駆使し、両腕を先に倒せば再生され、胴体を倒せば腕が自爆するという、嫌らしい戦法を使う。

さほど強くないと言っても初見プレイヤーからするとなかなかの強敵である。魔法に頼って来たプレイヤーは苦戦を避けられない。


この後の偽バロン王=カイナッツォ戦も合わせ、バロン王国がもはや自分が忠義を尽くした国ではなくなっていることをセシルに痛感させるという点で、印象深い敵であり彼が倒されたあとはセシルは「ベイガンまでも…」とこの末路を惜しんでいたことからベイガンもまた元々は本物のバロン王と同様誇り高い兵士だったのかもしれない。


ちなみにベイガンを倒して先へ進むとすぐにカイナッツォとの戦闘に入ってしまうため注意。二連戦が厳しいなら一度水路に戻ってセーブしよう。


TAではクリスタルから再生された存在として登場。カインの反応から顔見知りだったようである。

ヤンから「魔に取り付かれ成仏できぬか!」と言われている。


小説版編集

自分の立場を落としたセシルとカインに嫉妬心を燃やし、スタンという部下と共に復讐を画策していた模様。戦闘でも「貴様を倒し近衛兵団がナンバーワンになるのだ!(意訳)

」と言い放っている。


余談編集

NTT出版の攻略本「基礎知識編」によれば、以前は優秀な軍人だったらしい。

紫色の体色から、語源はヒンディー語でナスを意味する「ベイガン」だろう。


人格者だったバロン王が近衛隊長に任命していたことや、セシルの態度からユーザーには「元々は信頼されていた人物だったのだろう」と推測されている。


関連タグ編集

ファイナルファンタジー4 ゴルベーザ カイナッツォ セシル・ハーヴィ

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