プロフィール
概要
ver1.5.5「小さな王女の小さな大冒険」で追加されたキャラ。
人物
かつて騎士として、数々の戦乱で活躍し「ミグランスの盾」と讃えられた凄腕の兵。
防刃の繊維を加工し、金属をあしらった剛性のマントを、その身に纏っている。(防御するときもこのマントを使う)
激しい戦闘の中で片目を失い、退役を考えたが王に引き止められ、とある特殊任務に就くことになった。
現在は、その特殊任務からも退き、どこか枯れたように、傭兵として日銭を稼ぐ。
ミーユの幼少時の記憶に登場しており、その特殊任務は幼少時の王女ミーユの子守りで、フェルミナと一緒に四苦八苦しながら彼女をお世話兼護衛をしていた。泣き止まないミーユに当て身をしようとするフェルミナを止めたり、脱走したミーユを探して城や敷地内を走り回るなど苦労が絶えなかった模様。
立ち絵に幼少期のミーユがいるが、彼女を連れているわけではないし、会話時もミーユがオミットされたイラストが用いられている。
ゲーム面での性能
一言でいうなら物理特化型のメイン盾である。
先んじて実装された盾キャラのアナベルを上回る防御力を誇り、特に物理防御に関しては堂々たる1位。魔法防御も杖キャラのHPの低さを考えると最高クラスといえる。
さらにスキルでは固有スキルで敵全体に攻撃と挑発を付与を筆頭に、
敵の物理攻撃力をダウン、自身の物理耐性を70%もアップさせるなど生存率がとても高い。
しまいには無耐性なら確定で気絶させられる(+腕力ダウンもつく)スキルも所持している。素早さが低いが高かったら壊れ確定だろう。…と思ったら第二部の隠しボスが持つ槍とバッジを組み合わせることで速度200超えとシュゼットやラクレアなどの高速突アタッカーに並ぶ速度を得られるようになった。第二部は矢鱈速い雑魚敵もいるがマリエル等のもっと速いキャラクターがヴァリアブルチャントを使い更に速度を上げて対抗することもできる。
ちなみに一部ボスが召喚する取り巻きも気絶耐性がないので素早さを補強して延々と連打することにより取り巻きを足止めできたりする。
また本作にはヴァリアブルチャントというバフスキルを全員が持っている。
仲間を控えから戦闘に出した際に1ターンだけ効果を発揮するスキルだが、ベルトランの場合は味方の物理耐性を上げ、敵に挑発を付与する効果がある。
つまりMPを消費して挑発を付与しなくても盾としての役割を全うできるのである。
さすがミグランスの盾。
更に通常の最強防具と異境ハードの素材で作成できる「エルツガントレット」、シナリオで手に入る特殊槍で物理防御または魔法防御を重点的に強化できるため、連れていく場所に応じ防具をカスタマイズできる柔軟さも併せ持つ。
先述の速度槍を絡めた気絶特化スタイルに仕立てるのも悪くない選択肢だろう。
弱点といえば盾役ながら属性攻撃に対応したスキルを一切所持していないこと。ベルトランだけフロントに出ている場合は補助さえしっかりしておけば圧倒的魔法防御力で無理矢理持ちこたえられるためあまり気にならないが、他のキャラクターに向けられた知性依存の属性攻撃(だいだい挑発を無視する全体攻撃)を軽減する術がないという盾キャラとして大きな欠点を抱えているのだ。
なので知性デバフや属性防御バフ持ちと組んでおきたい。
また、攻撃スキルの威力が低いため、属性攻撃による火力ラッシュも苦手としているが盾キャラなのでそこは仕方ないだろう。
低いMP・スキル枠を攻撃に消費するより、おとなしく防御やバフなどに使ったほうが効果的である。
ちなみにMPの成長率は最悪のタイプだが主要スキルの消費MPが低いためあまり気にしなくていいだろう。
同じ盾職にアナベルがいるが、彼女は物理・魔法双方に対応できるためボス戦向き。ベルトランは対物理スキルが非常に充実している上に確定気絶もできるため道中の雑魚戦向きと住み分けができている。