概要
ベル・クラネルとレフィーヤ・ウィリディスのカップリング。
ある朝、憧れのアイズを探して街中を走っていたレフィーヤは、そこで同じくアイズの元へ向かおうとしていたベルと道角でぶつかる形で出会う。
転んだ自分を気遣い手を貸そうとするベルの純朴な優しさに触れたレフィーヤは、彼の第一印象を良く思い、客観的に見ればまさにラブコメの王道的パターンだった。
しかし、アイズが関わった事で状況が一変する。
アイズの事を訪ねた途端、逃げ出したベルを追いかけ回した結果、レフィーヤはアイズに肩を抱かれるベルの姿を目撃。それに激しく嫉妬した彼女は、一変して彼を敵視する展開に。
しかし、ベルに対する対抗心が逆に功を成したのか、レフィーヤは魔導士としての急速な成長をもたらす事になっている。
その後のダンジョン遠征の行きにて、ベルが『英雄』としての一歩を踏む重大な展開が起きているのだが、あいにく後続部隊に配属されている為、レフィーヤがそれを見る事は無かった。しかし、帰りの際に18階層にてベルと再会。この時初めてベルがLv.1でミノタウロスを倒した事実を知る事になる。
その後、ベルがアイズの入浴を覗いている光景を目の当たりにした結果、彼を追い回して共に遭難する事態となるのだが、この時に巻き込まれたトラブルの中で、経験が浅いながらも奮闘する彼の勇気を見た結果、見直すに至ったレフィーヤはその態度を軟化させる事になった。
しかし、以降はベル絡みの件となると冷静さを失いやすくなる傾向が出ている。
彼のレベルが自分に追いついてLv.3になった際は本気で焦り、魔物であるウィーネを守る為に冒険者全員を敵に回す悲壮な覚悟を見せた際は、その事を気に掛けて真意について知りたいあまり、直接『竈火の館』に乗り込もうとまでする等、ある意味ではアイズ絡みの件以上にレフィーヤは暴走しやすくなっており、ベルに対する拘りは、客観的に見ても明らかに「ライバル以上のもの」としか言い様がない。
ちなみに漫画版『ソード・オラトリア』におけるベルとレフィーヤの絡みでは、何かとラッキースケベイベントが多かったりする。
また、原作者・大森藤乃が全てのシナリオを描いたとされているソーシャル・ゲームである『メモリア・フレーゼ』では、ベルとレフィーヤ絡みのイベントが盛りだくさんなだけでなく、1周年記念の偉大冒険譚「グランド・デイ」では、もっぱらレフィーヤがメインヒロインとして大活躍していたりする等、もはや原作者推しの組み合わせではないかとファンの一部で囁かれている。
更に作者によると、「エルフ」、「金髪」、「長髪」の3要素は、ベルの女性の好みにドンピシャとの事で、現時点でその3つの条件が合致しているのは、【ヘルメス・ファミリア】のローリエ・スワルのみとなっている。