うわさ
あの化学実験で、ペルシーはモンスターを創造した。そんなペルシーも、改造される運命にあった。
概要
アプリゲーム「IdentityV」に登場するハンターの1人。Ashley Wood氏とのコラボによって誕生したキャラクターである。
ハンターの中でも最も特殊であろうハンター。後述の通り、ハンターの中で唯一サバイバーを運ぶことが出来ないため、これまでのハンターとは大きく異なる立ち回りを要求される。
元ネタはヴィクター・フランケンシュタイン、キャラクターモデルはフランケンシュタインの怪物だと思われる。
プロフィール
名前 | ペルシー |
---|---|
記念日 | 5月18日 |
趣味 | 生命科学・エネルギー転換の研究 |
長所 | 不明 |
嫌いなもの | 不明 |
好きなもの | 化学実験・人体実験 |
綴りはPercyなので英語読みだとパーシーである(ペルシーはドイツ語読みに近い)。
カッコ付きで"「アンデッド」"がハンターとしての正式名称。
名前の由来はフランケンシュタインの怪物を演じた俳優の1人、パーシー・スタンディングからか。
また、第五人格公式サイトにおける呼び名はALIAS(通称)が「アンデッド」"Undead"であり、PROFESSION(職業)が発明家Inventorである。
容姿
リッパー(IdentityV)や白黒無常をも超える高身長の大男。
アンデッドらしく肌の色が青く、生命維持装置なのか、体内にパイプを張り巡らせたボンベを背負っている。
身の丈程はあろう巨大な大剣を逆手に持ち、試合中はそれを軽々と片手で振り下ろして攻撃する。
角ばった顔つきで、継ぎ接ぎがあったりボルトが刺さったりと、いわゆる一般的なイメージとして定着している「フランケンシュタインの怪物」の容姿を踏襲している。
性能
外在特質(パッシブ能力)
- エネルギーチャージ
ペルシーはスキルを使用すると自身のエネルギー負荷を増加することができる。エネルギーが50に達した時、ペルシーはES(エネルギーサージング)状態に入る。通常攻撃がサバイバーに中断されなくなり、落された木の板を破壊することができる。同時に実態能力が強化される。エネルギーが100に達した時、ペルシーはエネルギー過多状態に入る。移動速度が8%低下し、全てのスキルを使用できなくなる。
- 代償
ペルシーはサバイバーをロケットチェアに拘束できない。しかしペルシーに倒されたサバイバーはダウン後の脱落進度が25%増加し、自己治癒の上限が95%になる。ダウン状態の這う速度も200%上昇する。回復すると自身の位置が6秒間ペルシーに表示される。全てのサバイバーがダウン状態になると、ダウン後の脱落速度が300%増加する。ゲート通電後、ダウン後の脱落速度が300%増加する。
形態変化/固有スキル(アクティブ能力)
- エネルギー衝撃
一直線に前方へ向かって一定距離ダッシュする。サバイバーに命中するとアップスキルを発動し、ダメージを与える。障害物に命中するか、最大距離に達するとアップスキルが終了する。スキルを使用するとエネルギー負荷が10増加する。
ES(エネルギーサージング)状態:このスキルはサバイバーに中断されない。アップ中に再びスキルボタンをタップすることでカメラ方向に飛び斬りを放ち、サバイバーに命中するとダメージを与える。
- 溜め重叩き
地面に溜め重叩きを放ち、範囲内の全サバイバーを叩き飛ばす。命中範囲は溜め時間の増加に伴って拡大する。溜め時間が一定値を超えた場合、サバイバーを叩き飛ばした時に通常攻撃1回分のダメージを与える。スキルを使用するとエネルギー負荷が20増加する。
ES(エネルギーサージング)状態:このスキルはサバイバーに中断されない。溜め重叩きスキルが終了する前に、再度スキルボタンをタップすることで2段溜め重叩きを発動できる。
- エネルギー変換
ペルシーのエネルギー負荷が50以下の時にこのスキルを使用すると、エネルギー負荷が50まで増加してサージング状態に入る。ペルシーがサージング状態の時にスキルを使用すると、エネルギー負荷が50減少してサージング状態が解除される。
長所
開幕からエネルギー衝撃によるダッシュ攻撃を使えるので、スポーン位置を覚えていればすぐさまサバイバーのもとへ急接近できる。
試合開始時の奇襲が得意な点は魔トカゲや白黒無常とやや類似しているが、エネルギー衝撃は5つストックされており、1回ダッシュしただけではクールタイムが発生しないので、ファスチェ中にもスキルが使える利点がある。
注目すべきはES(エネルギーサージング)状態。この状態になると、全攻撃動作中はサバイバーのスタン攻撃を一切受け付けなくなる。つまり、実質「興奮」を所持しているのと同じ状態になる。
また、通常攻撃に板破壊効果まで付与されるので、板を使った攻防に強く出られるようになる。
更にこの状態になれば、ダッシュの後に斬り上げ攻撃が発動する。斬り上げ攻撃は一度上空に舞い上がった後、更に落下するように追撃するので、多少の障害物なら乗り越えながら攻撃することもできる。
溜め重叩きは範囲こそ広いが発動までに時間がかかるデメリットがある。しかし、ES状態では連発できるので、最初にサバイバーを転倒させ、次にダメージを与える攻撃を使えばほぼヒットする。
ダッシュができることも踏まえると、マラソンチェイスにもグルチェにも強く出れると言える。
短所
サバイバーを持ち運ぶことが出来ない。
このハンターを使う上で最も注意しなければならない点であり、この1点だけでも難しい立ち回りが要求される。
サバイバーを運べないということはつまりロケットチェアにサバイバーを座らせることが出来ないということであり、サバイバーを脱落させるにはダウンによる時間経過を待つしかない。
このため、サバイバー1人を脱落させるのにロケットチェアが飛ぶ時間のおよそ3倍の時間を待たなければならなくなる。
しかもサバイバーは「起死回生」を持ってることが殆どのため、実質全員が自力でロケットチェアから脱出する術を持っていることになる。
更に「危機一髪」などの救助に関するサバイバーのスキルはこれまで通り発動するので、1人脱落させるだけでもかなりの時間と労力がかかってしまう。
ロケットチェアが使えないので「中治り」の発動がしやすい点も辛い。
不公平なことにハンター側の「愚弄」や「指名手配」などのスキルは発動できないので、実質縛りプレイを要求されている状態に等しい………はずだったのだが、流石に運営も見かねたのか椅子系人格がしっかり反映されるように変更された。これによってかなり立ち回りの幅が広がったと言っても過言ではない。
通電後は脱落までの時間は短縮されるが、ゲートが開いてしまうとその時点で負けがほぼ確定してしまう点がかなり致命的。
他のハンターなら仮にゲートが開いても出る前にダウンが取れればそこから巻き返しができるが、サバイバーを持ち運べないため仮にダウンが取れてもそのまま逃げられてしまう。つまり、ゲートが開く前にサバイバーを倒さなければならない。
ハッチが近くにあった場合も同じで、ダウンが取れても逃げられてしまうと思いきや、こちらも変更が入りハッチの位置を変える能力が追加された。
通電後になってようやくロケットチェアと同じ脱落速度になるうえ、ダウンしたサバイバーは移動速度が上がるので、脱落間際のサバイバーでもない限り逃げる余裕は十分にある。
いずれもダウンしたら即脱落するサバイバーの場合は問題ないので、ダウンさせたことのあるサバイバーを逃さずに種撃したい。
また、スキルの能力はゲージ性であり、半分を超えれば強いが満タンになるとオーバーヒートしてしまうため管理が難しい。
ただでさえ長期戦になるのに、14秒間も弱体化を食らえば目も当てられない状態になる。
エネルギー変換が無い場合でゲージが満タン近くになった場合は、11秒間スキルを使わないようにすればクールダウンさせることが出来る。言い換えれば約11秒間はスキルを封印しなければならない。
いかに序盤で素早くサバイバーをダウンさせられるかで戦況が大きく変わるハンターであると言える。
衣装(スキン)一覧
UR |
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征服 |
機械技術の魅力に溺れ、己の体を再構築する苦痛と機械の力を掌握する快感に溺れ、彼は機械より授かったこの強さを貪っていた。 |
SSR |
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ザジ |
ザジの服装。 |
約束のネバーランドコラボ |
初期衣装 | ボロい服 |
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初期衣装。すべてが自然に見える。 | 服がボロボロだ。本当にただゲームをしただけ? |
関連タグ
IdentityV ハンター(IdentityV) フランケンシュタインの怪物
背景推理(ネタバレ注意!)
この先ゲーム内における「背景推理」のネタバレを含みます。
1.きっかけ | 彼は瞼の上のコインの重みが分かるだろうか? |
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1篇の医学評論。パルス電流が筋肉の動きを制御できるかという討論。 | |
2.定義 | 動いている! |
1枚の写真。1匹のラットが目を閉じて立っている。 | |
3.冒険 | 成功は、トライアンドエラーの繰り返し。 |
1束目の手書きの取引書。取引の署名の片方はA.C、もう片方の署名はP.Sの時もあれば、M.Sの時もある。取引内容は石板であり、LH、RH、RL、LLなどの文字で分類されている。 | |
4.失敗 | 諦めろ、ペルシー。 |
1件の地方ニュース。物拾いが川の下流でバラバラ死体を発見。死体の破片には縫い目の跡があった。観察医によると、これらの痕跡は全て死後に形成されたものだ。 | |
5.タイミング | 間違ってたのは方法ではなく、タイミングなのかもしれない。 |
2束目の手書きの取引書。取引の署名の片方はR.R、もう片方の署名はM.S。今度の取引内容はステーキ。取引書にはステーキの産出時間が詳しく記録されている。 | |
6.代償 | 希望以上に人を狂わせるものはあるのか。 |
1通の遺書:さようなら、ペルシー。奇跡が必要なら、私がそれを起こそう。しかし神の奇跡を祈るなら、それは自分で確かめるしかない。 | |
7.奇跡 | 動いている…… |
1枚のノート:ミカエルは正しかったのかもしれない。私は遅かった。彼の体を呼び起こしたが、彼の魂は留められなかった。だが問題ない、全て準備できている。そして私には、まだ最後のチャンスが残っている。 | |
8.予兆 | 福の予兆は予定通りにやって来ない。 |
1件のニュース:市民によると、深夜に町の西から爆音が響いた様子。著名発明家ペルシー博士の名で登録された実験室で違法な電気使用によって引き起こされた、機械の過負荷によるもの。 | |
9.神の奇跡 | あなたは何を創造する? |
1枚の警報:警察は町の西にある著名発明家ペルシーの実験室内で、2名の青年男性の死体を発見。1人はペルシー博士、もう1人は彼の助手のミカエル。2人の致命傷は同じ凶器によるものだった。 | |
10.取捨 | 完璧な体には、魂が必要とは限らない。 |
1つの空の棺。棺の内側には鈍器による傷跡が残されている。 |
背景ストーリー
19世紀の多くの狂った発明家のように、ペルシーは「死者蘇生」と「完璧な人間」に夢中になった。
彼は1人の怪物を作り、また、この「死者蘇生」の怪物によって死んでしまい、最後に怪物を作るための秘密の記録と器具と共に墓に埋められた。
しかしある嵐の夜にペルシーの墓は暴かれ、墓穴は全て空っぽになっていた。
やがてエウリュディケ荘園の奥で、苦しみと絶望の叫びと共に新しい「完璧な人間」が目を開けた。
※解説
ペルシーを蘇らせたのは、同じハンターである狂眼である。
いうなれば彼は狂眼によってつくられたもう1人のハンターであるといえよう。
登場順から見るとあのガードNo.26の弟分ということになるため、そのビジュアルから来るギャップがしばしネタにされている。