概要
「神の羊」という意味の名を持つエチオピアで暮す“ガラ族”に伝わる神鳥。
かつて神は人間に“老いたら皮を脱ぎ若返り(脱皮して)、いつまでも死なずに生き続ける”という伝言を伝える為にホラワカに託して地上に遣わした。
神から大切な任務の印として立派なトサカを与えられたホラワカは、意気揚々と出発したが、ところがどっこい、その道中で出会った蛇が美味しそうに食べていた腐肉が堪ららなく食べたくなり、食事を分けてもらうために、神から言付かった大切な伝言を蛇に聞かせてしまった。
その為、蛇は老いると脱皮して若返る事ができるようになり、人間は老いると死ぬほかなってしまったという。
なお他の部族の伝承では、動きがゆっくりな亀やカメレオンが同様な役割を持つ。
創作での扱い
- 『女神転生』シリーズ
初出は『デビルサマナー』。種族は"霊鳥“で黒人女性の頭部を持った、コンゴウインコのようなカラフルな人面鳥という姿。