お宝残らず貰ったぜ!
おとぼけギャングの登場だ!!
概要
1990年にセガがリリースした業務用アクションゲームで、基盤はハイレゾな画面が特徴のセガ・システム24が用いられている。2人同時プレイ可能。
ゲーム内容は、独特の人形の様な外見に共にスキンヘッドにグラサンと言う背が高く赤い服を着ている1Pキャラの「ROBO」と、背が低く青い服を着ている2Pキャラの「MOBO」の泥棒コンビ「ボナンザブラザーズ」を操作して、悪人の街バッドタウンで悪徳商社やインチキカジノ、偽札工場に忍び込み、ボナンザブラザーズの今回のクライアントと対立する組織の不正の証拠を盗み出すと言うもので、警備員の手から逃れたり、オブジェクトを利用して隠れたりしながら制限時間内にステージ内に置かれている品物をすべて入手し、屋上に移動してヘリで脱出すればステージクリアとなる。
操作は、レバーで移動し、ジャンプボタンと射撃ボタンで操作する。
射撃ボタンひとつで携帯している銃による射撃とドアの開閉といったオブジェクト操作を行う。
ROBOとMOBOのコンビは正義の泥棒をうたっている為か、携帯武器は麻酔銃のみで、撃たれた相手は一定時間後に復活する。また扉の開閉に巻き込む事でも撃退は可能だが、味方を撃退してしまう可能性もあるので注意が必要。
コミカルな外見と、パズル要素を含むゲーム性がうけて人気作となり、業務用の他に、
- 海外市場でのみ発売されたマスターシステム版
- 1991年5月17日に発売されたメガドライブ版
- SPSが開発を手掛けてシャープが販売したX68000版
- NECアベニュー開発のPCエンジン版
- セガエイジス向けにリメイクされたプレイステーション2版
- ソニックジェムコレクションにメガドライブ版が収録されているゲームキューブ版
- メガドライブ版が収録されているメガドライブミニ2版
といったゲーム機でリリースされている。
またWii用バーチャルコンソールタイトルとしてメガドライブ版が配信されている。
直接的な続編はリリースされていないが、セガのパズルゲーム「タントアール」シリーズは、本作と同系統のキャラクターデザインコンセプトが設定されている。