概要
イギリス軍人だった父と当時18歳の少女だったジャマイカ人の母の間に産まれる。
父が既に高齢だったこともあり早くに亡くなり、その後は母とスラムで育った。
ローティーンの頃から音楽に傾倒し、1963年にバンド「ウェイラーズ」を結成。20代頃にはラスタファリの教えを受ける。
ルーツロックレゲエの代表格として国内外で幅広い人気を得るが、一時期政治的な活動のトラブルに巻き込まれて狙撃され、暫くジャマイカを離れていた時期もある。
1978年にジャマイカに帰国、海外でもライブを行い来日公演も行った。
1980年代前後からガンを患い、ドイツで療養していたが1981年に帰国途中容態が悪化、5月11日にカリブ海を臨むフロリダ州の病院で36年の短い生涯を終えた。
私生活では正式な妻子と共に不倫相手数人と公然と同居し、事実上の一夫多妻状態で暮らしていた。
2024年には遺族公認の伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が公開された。良く言えば自由な、悪く言えば脇の甘いマーリーの素顔が描かれており、ラスタファリと妻・リタとの関係性に焦点が当てられている。
関連タグ
レスポール:彼が使用していたのは「スペシャル」のカスタムモデル。後年ギブソンからも発売された。
エリック・クラプトン:彼の楽曲「アイ・ショット・ザ・シェリフ」をカヴァーした。
狩撫麻礼(カリブ・マーレイ):魂の原作者。ボブにちなんだペンネーム