人名
- ヘブライ語由来の2つの人名「ポリー」(Polly)および「アンナ」(Anna)を合わせた人名。実在人物の人名として用いられるのは稀。
- ポリアンナ・フィティア(Pollyanna Whittier):後述の小説『少女ポリアンナ』『ポリアンナの青春』および同作を原作とする映像作品群の主人公。日本語にない発音の氏名ゆえ、媒体によって「パレアナ・ホイッティアー」など表記ゆれが見られる。
作品名
- 『少女ポリアンナ』『ポリアンナの青春』:アメリカの小説家エレナ・ホグマン・ポーターの小説
- 上記2作品を原作とした映像作品。
- 『ポリアンナ』:1960年公開のディズニー映画(実写)。
- 『愛少女ポリアンナ物語』:1986年放送の日本のアニメ作品。『世界名作劇場』第12作目。pixivに投稿されているものはほとんどがこの作品をベースとしたものである。
- 上記2作品を原作とした映像作品。
- 任天堂のロールプレイングゲームシリーズ『MOTHERシリーズ』に関連する作品のタイトル。
備考
ポリアンナ・フィティアは作中父親から「どのような苦境に陥っても、その中にある喜びを探す」という遊び、「グラッド・ゲーム(Glad Game)」(日本語では「よかった探し」「『嬉しい探し』ゲーム」などと訳される)を教わっており、ネガティブな状況でもポジティブに生きるように描かれている。この事から英語圏では「ポリアンナ」は「楽天家」の代名詞として扱われている。
また、心理学用語としても「ポリアンナ効果」(否定的な言葉よりも肯定的な言葉の方が好まれ覚えられやすく、またマーケティングでは良い評価の方が集まりやすいなど大きな影響を及ぼすという効果)や「ポリアンナ症候群」(直面した問題の良い面だけに目を向けて自己満足したり、負の面から目をそらし現実逃避してしまうという心的症状)などの語に用いられている。