ニューギニアの精霊としての概要
斑や縞模様の双頭の蛇として現れることもある狩猟の神。
守護する領域への侵入者を罰し、妊婦には流産や死産などを引き起こす恐ろしい一面も持つ。
現地に伝わる話では、村人がウナギを食べたことにマサライが怒り、村人を全滅させるが、ウナギを食べなかった一人の女性は助かった。その後女性は体からヤムイモを生み出す力を得て、一緒に住み始めた人達から感謝されるようになったという。
また水木しげるは、著書「神秘家水木しげる伝」でニューギニアを訪れた際にマサライに取りつかれ、タンスをトイレと勘違いするほどの高熱にうなされ、熱が引いた後に何度もしゃっくりが出たあと、マサライが体から抜け出たというエピソードを描いている
足洗邸の住人たち。の登場人物としての概要
盾のような仮面のような姿と褐色の肌に刺青を入れた少年のような姿をしていることが多い。まれに双頭の蛇の姿になる。一人称は「私(コレ)」。
足洗邸にやって来たのは盾の姿でメフィスト・へレスが知り合いの古美術商から引き取ったのがきっかけ。
人の姿になった際、メフィストに「元いた村は大召喚で滅んだのだろう」と言われ、足洗邸の住人たちを村人への生け贄として捧げようしたため、須美津・義鷹と対決、敗北して食われそうになったところを田村福太郎が「俺の前で人の姿をした者を殺すのはやめてくれ」と頼んだため、命を救われる。
そのことに感謝し、福太郎と住人たちを守ることに決めたが、前述のこともあり、義鷹は嫌い。
その後は足洗邸を守る結界の力を強めるために地霊との会話を兼ねてしばらく眠りについたが、大太羅・血の鬼の襲撃時に目覚める。
少年のような姿をしているのに作中で女湯に入るシーンがあり、読者を驚かせたが、後に作者が「筋肉質で女らしくない女キャラは女キャラとして認識されるか?とゆう実験だった」ことを明かしている。
ちなみに盾の姿のモデルは京都市立芸術大学芸術資料館に所蔵されている「神像・マサライ」。
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