マディーンとは『ファイナルファンタジーⅨ』に登場する召喚獣の一体である。
概説
元は召喚術士の村「マダイン・サリ」で管理されていた召喚獣。
強大な聖属性の力を持ち、惑星一つをも浄化するほどのパワーを秘める。
召喚魔法は相手を宇宙へと転移させ、小惑星群もろとも聖なる光の網で包んで浄化する「テラホーミング」。
ネタバレ注意
最後の召喚術士である幼いエーコを護るべく、モーグリに身をやつして彼女のそばにいた。
クジャと双子の道化師によってエーコが攫われ、グルグ火山にて召喚獣抽出の儀式で危機に陥った際、それまで隠してきた正体を打ち明け、双子の道化師を打ち倒す。
しかし、それは同時に召喚獣に戻ることで「モグとして一緒にいることが出来なくなる」リスクも背負っており、本来の姿を取り戻した結果、エーコと別れることになってしまった。
いつでもエーコを守ってるクポ
小ネタ
『FF6』に主人公ティナ・ブランフォードの父親が召喚獣マディンだが、名前が似ている以外はあまり共通項がないことから別存在として扱われる傾向にある。
モグの性別は♀。
「……つまりあのガチムチ体型で女の子……?」と割とネタにされる。
ダガーとエーコの性能差の溝を加速させる要因の一つ。
ただでさえ豊富な白魔法が使えるところに、敵の弱点が付きやすい聖属性で、エーコのレベル依存(他の召喚獣は宝石アイテムの数が絡む)で威力が上がり、そのうえ威力自体も最強クラスで装備による属性効果増幅も得やすいと、三拍子そろった優秀な召喚獣。
あまりにもゴツすぎるせいで気付きにくいが、モーグリの要素(ネコ科動物っぽい容姿・翼がある)が残っている為、シリーズ初のゴツイモーグリともいえる。