マルエツ
まるえつ
1943年、埼玉県浦和市(現在のさいたま市)北浦和に「丸悦魚店」として創業。
1974年、「株式会社マルエツ」に商号変更。
1981年、ダイエーグループのサンコーを吸収しダイエーグループ入り。
2001年、ダイエーがマルエツ株の5%を丸紅グループに譲渡し、丸紅グループの持株比率が20%を超える。
2002年、経営破綻したマイカル・グループからポロロッカを買収。
2005年、近畿地区のポロロッカの店舗を音通に譲渡。
2007年、ダイエーが所有するマルエツの株をイオングループに売却し、イオンが筆頭株主となる。
2015年、イオン傘下のカスミ、マックスバリュ関東と共に共同持株会社「ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)」を設立し、上場廃止。
店舗の殆どは首都圏に集中するが、茨城県と栃木県にそれぞれ1店舗だけ存在する。
多くの店舗が駅前の好立地なので、悪く言えばお得さに欠ける殿様商売の傾向がある。また惣菜やベーカリーも、悪く言えば個性に欠けるマンネリなラインナップである。一方、対応キャッシュレスは概ね充実している。
近年では都市部に「マルエツ・プチ」(旧・ポロロッカ)を出店。
同グループの「まいばすけっと」や「アコレ」と競合することも。
現在はイオングループに属するが、イオングループの商業施設に入居する事は殆どない(現在はイオンレイクタウンのみ。ダイエーグループ時代にイオン系列の百貨店「ボンベルタ成田」内にも出店していたが、2024年2月に閉店)。
また、WAONをチャージ可能なイオン銀行ATMはあるのに長らくWAONが使えなかったのだが、2019年9月に漸くほぼ全店がWAON対応になった。
また、U.S.M.H設立により、カスミの商品券が使えるようになり、逆にマルエツの商品券をカスミや関東のマックスバリュ(神奈川県では川崎市の2店舗のみが対象で、それ以外の地域はマックスバリュ東海運営なので使用不可)でも使えるようになった。