概要
埼玉県を中心に展開しているディスカウントストア。1970年に運営企業の北辰商事を設立、当初はブームだったボウリング場運営からスタートしたが、ボウリングブームが下火になったことから1973年以降ディスカウントストアに転業。元ボウリング場の店鋪も存在した。
店名の由来は創業者の太田実前社長が好きだったアメリカのミュージカル俳優ジンジャー・ロジャースから(戦前のポスターだと彼女は「ロヂャース」と表記されていた)。ジンジャーはフレッド・アステアとの名ダンスコンビで知られたダンサーで、太田氏も社交ダンス愛好者だったことから、太田氏健在の時代はダンス大会のスポンサーになったり、映画『Shall we ダンス?』にまで協賛している。
70年代~80年代にかけて林家ぺー&パー子が出演し、「行くならみんなでロヂャース」というキャッチコピーで締めくくるTVコマーシャルが有名である。
マスコットキャラ
辰ちゃん(しんちゃん)
タツノオトシゴのキャラクター。
一時期は公式サイトに登場していたが、現在は居なくなっている。
原島ろぢゃミ(はらしまろぢゃみ)
メイン画像の女性店員のキャラクター。
当初は浦和店限定(著者が浦和店に勤務していたからと思われる)だったが、現在は全店で見られる。
このキャラクターのPOPが店内各所に掲示されている。
睫毛がとても濃く、笑顔などで目を細めると完全に目が隠れる。
普段のエプロン姿だけでなく、浴衣やチャイナドレスなどのコスプレ姿も豊富。
輪っか状の特徴的な髪型をしているように見えるが、
実際は輪っかの空洞に見える白い部分は髪留めで、団子型の髪型である可能性がある。
(白背景以外でも白く塗られているため)
名前はあまり知られておらず、「ロヂャースの子」、「原島さん」(名字のみ書かれたPOPがあるため)など様々な呼称がある。2019年夏頃のPOPで初めて「原島ろぢゃミ」というフルネームが公開される。キャラクター自体は2019年に商標登録の出願が出され、2021年に無事登録された。現在もロヂャースとしては非公式キャラクターの扱いであるが、プライベートブランドの「mykai」では正式にイメージキャラクターとして採用されており、店外の広告でもろぢゃミの姿を見ることが出来る。但し一部の広告では爆乳が自重され、小さめに描かれている。
そのディスカウントストアのマスコットキャラとは思えぬ見た目から一部で人気が高く、
pixivにもファンアートが投稿されている。
猫たち
原島ろぢゃミの周囲に書かれる二足歩行の猫たち。なお、そのうちの一匹(白黒のハチワレの猫)は「原島さん」(著者の社員)の自画像キャラとなっている。