概要
『ペーパーマリオRPG』に登場する貿易商人。年齢は25歳と、意外にも若い。
ゴロツキタウン一の大金持ちで何隻もの船を持つ。その中でも性能がトップクラスの『マルコン号』がお気に入り。
ステージ5のモノローグは彼が冒険中に書いた航海日誌の形で流れる。
ロマンを求めてトロピコアイランドに向かうもコルテスの怨念によって船を沈められトロピコアイランドに漂着。
何かと責任を押し付けたり事あるごとにビビったりと身勝手で臆病な一面が目立つが、船員に混じっていたスパイが襲撃した来た際にコルテスと交渉するという漢を見せる。
全てが終わった後、冒険の中でマルコン号を失った上に、コルテスの財宝も手に入らなかった事でゴロツキタウンで2番目の大金持ちになってしまったが、それでも何か別のものを手に入れたとのことで満足している。
誰かに自身の武勇伝を聞かせることが趣味で、航海中も事あるごとに武勇伝を聞かせたり、相手が仕事中であってもお構い無し。そのせいで、食材の配達が2時間も遅延し怒ったナンシーの右ストレートを下アゴに喰らい卒倒する怪事件も起きた(幸い、1~2時間前の記憶が飛んだだけで済んだ模様)。
家宝として、赤い髑髏の形をした宝石「ドクロジュエル」を所持しており、トロピコアイランドではキーアイテムとなっていたが、実はコルテスの部下だったマルコの先祖がコルテスを裏切った際に彼から盗んでいた物であり、上記の交渉の際にコルテスに『つーかテメェの先祖が俺から盗んだんだろ!』とバレて怒りを買われていた。
しかし貿易商人としての交渉術と駆け引き(自身が返そうとしているドクロジュエルの受け取りを拒むのなら、もう一回マリオと戦って貰いその間に自分は宝石を海の底に沈めると揺すりをかける)により、見事協力に漕ぎ着ける事に成功している(当然コルテスからは「セコい奴」と呆れられた)。
なお、『この島ならではの食べ物』を用意するイベントではトロピコマンゴーを持ってくると何故かダメ出しされてしまう(正解はヤシの実)。
だが、リメイク版では『マンゴーが大の苦手』という設定が追加されたことでフォローされた。
エンディング後はその後コルテスと共に新たに商売を始めた模様。
名前由来はイタリアの貿易商人『マルコ・ポーロ』だと思われる。
リメイク版のアートワークによると初期案はキノピオで、スーパーマリオRPGのキノコフスキーに見えなくもない。