概要
中央、南アメリカに分布するサルの仲間である新世界ザルのグループの総称である。20~30種に分けられる。アマゾン川流域を中心として、ブラジル、ギアナ、コロンビア、パナマに分布する。オマキザルに比べると一般的に小型で頭胴長20cmくらいの者が多く、外見上あまりサルらしくないのが特徴。耳の長い毛房と尾の縞模様が特徴のコモンマーモセット、口ひげが特徴のクチヒゲタマリン、全身金色のゴールデンライオンタマリン等がいる。長く湾曲した鉤爪を持つ。一般に小集団を作り、果実や種子、昆虫等の雑食性。1産1~2頭の子供を産む。