概要
CV:橋本ちなみ
オラリオの管理機関『ギルド』の受付嬢を務める、ヒューマンの女性。
エイナ・チュールとは同僚であり、学生来(『学区』)の友人。彼女が担当を務める冒険者のベル・クラネルを面白がって「弟君」と呼ぶ。
エイナほど仕事ができるわけではなく、頻繁にエイナに泣きついて仕事を手伝ってもらうことが多いにもかかわらず、何故か都市最大派閥の【ロキ・ファミリア】の担当を半ば任せられており、本人は困惑している。
波長が合うのか、団員のエルフィとは親しい仲らしい。初めて担当した冒険者は年上の獣人であり、いくらか好意を抱いていたが、その人物はダンジョンで命を落としている。
後に、ベルが異端児(ゼノス)達を庇って【ロキ・ファミリア】や異端児達を狩ろうとした冒険者達と敵対する行動に出た際は、それを問題視しながらも過剰なまでにベルを敵視して嘲笑う冒険者達の態度にも憤りを見せている。
それに対し、上司からは「ここ短期間で、急激に彼(ベル)が冒険者として名を挙げた事が、多くの冒険者達の嫉妬を買ってしまった」と言われている。
異端児騒動後、エイナがベルへの好意を自覚してしまった際、遠征に行ったベルを過剰に心配するエイナに呆れていた。
実は『学区』にいた頃、ギルド採用の模擬試験では最低の『Z判定』という受かる可能性が全く無いにもかかわらず合格したという奇跡を成し遂げたことで、後輩達から『フロットの奇跡』として伝説視されている。エイナの様に優秀でないためか重要な会議からは外されることも多く重要な案件も任せられることは基本的にない。
なお、『特別(ダンジョン)実習』の手続きに来た『学区』の後輩を微笑ましく見ていたが、それが変装した【白兎の脚(ラビット・フット)】だと全く気付いていなかった。