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ゆか「竜を操ることのできる青年が、お姫様のために戦い、そのお姫様と一緒になることを約束して、国を守ったの。ところが、王族の人たちが竜を操る青年の事を恐れるようになってしまい、お姫様には内緒で毒殺してしまったの」

大地「毒殺?」

ゆか「薬を飲ませて、殺してしまったの」

カナ「酷い…」

ゆか「何も知らないお姫様は、竜の副葬品を棺に入れると後を追うように自殺してしまったの」

カナ「可哀想…」

ゆか「本当に愛している人が死んだら、私も後を追うかもしれない…」

演:石丸ひろし


概要編集

第18話「竜の伝説」に登場するゲストキャラクター。

中国氷河から多数の副葬品と共に日本の考古学研究所へ運び込まれてきた約5000年前の古代人のミイラ。

井上ゆかが大地とカナに語った伝承によると、その昔中国に実在したという「竜使い」と呼ばれる竜を操ることができる力を持った一族であり、国のために命を懸けて戦い時の姫君と愛し合う間柄だったものの、その力を恐れた時の王族によって毒殺された。彼の死を悲しんだ姫は副葬品として竜の彫像を作って棺へと納め、後を追うように自ら命を絶ったという。


テレビでミイラが運び込まれたことを知った藤堂武史が、彼の亡骸に秘められた無念と怒りを感じ取り、その恨みを晴らさせてやらんと送り込んだメカバギラによって息を吹き返し、ゆかを愛した姫と勘違いし、執拗に追いかけ始めた。

その行動はメカバギラと連動しているが、ゆかの「自分はお姫様ではない」との説得で僅かながらも動揺し、それによってメカバギラが動きを止めてしまい、さらには彼の副葬品にインスパイアされた馬場一平ドラゴニックキャノンを完成させメカバギラを倒すきっかけとなった。


メカバギラが倒されたことにより、再び黄泉の国へと旅立っていった。


事件解決後、ゆかは死してもなお愛する人を追い求めた彼の事を思い、涙を流すのだった。


ナレーター「静かに、永遠の夢を見ながら眠っていたミイラは、乾いた現代に愛の強さを伝えようとしていたのかもしれない。ゆかは蘇ったミイラに遥かな時を超えたロマンを感じていた…」


関連タグ編集

電光超人グリッドマン


ミイラ人間:円谷作品のミイラ繋がり


ガウマ:SSSS.DYNAZENONの登場人物。ミイラのようなサラシを巻き、龍の彫像を持ち歩いており、このキャラクターがモチーフと思われる。

ひめ(SSSS.DYNAZENON):同じくSSSS.DYNAZENONの登場人物。こちらは名前通り恋人であった姫がモチーフと思われる。
























































ネタバレ注意



























竜使いのミイラ

SSSS.DYNAZENON』にて、ネパールと中国との国境付近で発見された5000年前のミイラが行方不明になり、捜索が打ち切られた事件が、ネット上の過去の記事で確認される。

そして、事件関係者達は、口は揃えて「ミイラが動き出した」と証言していた。


記事を閲覧した麻中蓬は、このミイラこそガウマの正体だと見抜いた

なお、このミイラの記事写真や回想映像は画面加工されていたが、参考映像として第18話の映像が使われておりEDのテロップにも記載されている。

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