概要
和名 | ミヤマアカネ |
---|---|
学名 | Sympetrum pedemontanum elatum |
別名 | ヤグルマトンボ、カザグルマトンボ、アカトンボ |
分類 | 蜻蛉目 不均翅亜目 トンボ上科 トンボ科 アカトンボ亜科 アカネ属 ヨーロッパミヤマアカネ種 ミヤマアカネ亜種 |
体長 | 3~4.1cm |
分布域 | 日本(北海道~九州)、原名亜種はヨーロッパ~中国東北部、朝鮮半島に分布 |
日本で見られる赤とんぼの一種。
日本一美しいアカトンボと呼ばれている。
翅の縁紋内側にある太い褐色帯と、翅脈まで色付く事が特徴。
日本国内でこの特徴を持つトンボは本種とコフキトンボ♀オビトンボ型しか居らず、コフキトンボとは体色が異なることから、他種との識別は容易。
成虫は6月下旬から12月に上旬に現れ、丘陵地~低山地、まれに平地の水田や水路、ため池、河川敷などで見られる。
幼虫は流れが緩やかで浅い川や水路などの流水中で育つが、日本国内でこの生態を持つアカネ属は本種のみである。
羽化後しばらくはススキ原や葦原などの背丈が高い草原で過ごし、成熟すると水辺に戻る。