ムムターズ・ベガム
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むむたーずべがむ
パキスタンのカラチ市にあるカラチ動物園で人気の人面キツネ。
パキスタン南部にある大都市・カラチ市にあるカラチ動物園(ガンジー・ガーデン)には、あのホワイトライオンを超えた大人気アトラクションがある。
それが人面キツネのムムターズ・ベガム(Mumtaz Begum Africa Wali)なのである。
そのムムターズ・ベガムとは、室内に鎮座した神秘的な女性の頭部を持つキツネのキメラであり、訪問者の質問に対して、得意の占いなどを交えた機知に富んだ会話で返答してハッピーにしてくれるので、ここはとても人気のあるスポットなのである。
彼女はアフリカのサバンナで生まれて、この地にたどり着いてから数十年が経っており、ケーキとジュースと果実が主食であると自己紹介している。また不老不死であるともいわれている。
日本においてはウルドゥー語の発音の関係からか、ムムターズ・ベグムやムンタズ・ベガムなどとも紹介されている。
なお、この人面キツネの名「ムムターズ・ベグム」は、ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンの皇妃ムムターズ・マハル(本名:アルジュマンド・バーヌー・ベーグム)の愛称から採られた。
若くして亡くなったムムターズ・マハルの墓所として、シャー・ジャハーンはタージ・マハルを建設した。
日本では2014年7月のネットニュースで知られるようになったが、長年中の人を担当しているのはムラド・アリ氏(男性)。
多言語に通じ、嫌がらせや非難に対しての機転がきくことから、園長の信頼も厚く任せられている。なお氏は2児の親で、この仕事を父から引き継いだ二代目である。
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